〈Training〉中途採用職員フォロー研修を行いました

先日人事課主催で、採用後1ヶ月~半年を経過した中途採用職員さん達をフォローする研修会を行いました

 

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中途採用職員は新卒採用職員とは異なり、年齢や経験、また生活環境や就労目的が様々です。当然、仕事に対する悩みも多岐にわたります。このフォロー研修は、中途採用職員同士の交流や親睦を図るとともに、働き甲斐のある日々が送れるようサポートする一環として、年2回行っています。

 

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今回は、昨年 7月から 12 月までに入職した職員を対象に行いました。まずテーブルごとに、プライベート天気図、仕事天気図や、ここ1~2カ月で嬉しかった出来事を交えながら自己紹介です。

 

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打ち解けたところで、テーブルディスカッションを始めます。各自の持つ不安や困りごと、仕事への取り組み方、諸規則への不明点などを話し合い、どんな内容だったか後にテーブルごとに発表します。

 

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まずテーマに沿って自分の意見を15分で用紙にまとめます。実は、この15分でまとめるというのが、ちょっとしたアタマの体操になるのですって!

 

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そしていよいよ話し合いです。各テーブルとも話が弾んでいますね!お互いの悩みを共有し、悩んでいるのは自分ひとりじゃないということを、話し合いの中で発見します。

 

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職場の特徴や、職種の役割、立場、またそれまでの経験によって悩みは様々です。

 

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その場で解決はできなくても、それぞれの話に耳を傾けることは大切ですね。何より連帯感も生まれます。

 

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そして、テーブルごとに発表です。利用者さんとなかなかコミュニケーションが取れない。グループホームは一人支援なので不安な時がある。まだ職場のコミュニティに入っていけない。また諸規則での不明点では、公休の取り方について説明が欲しい。などなど、いろいろ悩みや不安は尽きないようですね。

 

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解決の糸口を探りましょう。例えば、利用者さんとなかなかコミュニケーションが取れない・・・利用者さんは気持ちを上手く表現できず、身体を使って意思表示している方が多いのです。その気持ちをほんのわずかでも理解するための演習として、まず手を叩いてもらいます。

 

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そして、自分の気持ちが通じたときにだけ手を叩くのを止める。(この場合は、取ってほしい物を指した時に手を止める。)言葉を使わず意思を伝えることがどれだけ難しいか、すこしでも理解いただけたでしょうか。

根気はいりますが、お互い信頼を重ねるということにマニュアルはありません。コミュニケーションが取れない原因を自ら探っていくことも大切なことです。でも、利用者さんが興奮しているようだったら、一旦離れて場の雰囲気を変えましょう。

 

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諸規則については、まだ就業日数が少ないこともあって不明点も少ないようですが、ここでは唯一不明点としてあがった、労働日数と公休の関係について説明しました。

 

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研修の締めとして、法人のDNAを感じてもらう意味も込め、60周年記念VTRを観ました。

 

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2時間に及ぶ研修の最後、アンケートにお答えいただきました。

さて、基本理念にある「だれもが人として大切にされ・・・」の誰もがとは、すべての職員も含まれるのです!もし職員が大切にされていないとするなら、それは法人にとっても大きな問題です。研修の限られた時間の中ですべて解決することは難しいですが、悩みは抱え込まず、いつでも人事課やハラスメント相談室に駆け込んでください!

www.n-ikuseien.jp