〈広報紙MiRAi〉通所系生活介護事業所を再編し、新体制がスタートしました。

この夏こそコロナ禍終息に向け、と思ったのもつかの間、また感染拡大の勢いが増しています。どうか、感染防止策を徹底し、くれぐれもご自愛ください。

さて、この春に4事業所あった通所系生活介護事業所を3事業所に再編しました。歴史ある〈ディセンターういず〉の実績は、〈ききょうの家〉〈とも〉〈アトリエ彩(ワークプレイス栞)の3事業所がそのDNAを受け継ぎ、それぞれの特徴を活かしながらきめこまやかなサービスの提供を目指しています。

先日発行した広報紙MiRAi8月号では、それぞれの事業所の特徴と利用者さんの様子を中心にお伝えしています。

このブログでは今後3回に分け、紙面でお伝えできなかった内容を個々の事業所ごとにお伝えしていきます。


「新しい事業所も楽しいよ!」と話してくれた利用者さんの様子などご覧ください。どうかお楽しみに!!

〈広報紙MiRAi〉四季を通じて子どもに寄り添う、「ゆぅら畑」の取り組みです。

こんにちは!6月下旬に梅雨が明け酷暑が続くと思ったら、7月はしばらく不安定な天候が続きそうです。潤いの雨となれば良いですが、集中豪雨など災害対策をしっかり行わなくてはなりませんね。

さて、広報紙MiRAi7月号は、「放課後等デイサービスゆぅら」が土曜開所日に取り組んでいる活動を取り上げました。今回は、ゆぅらで耕している小さな畑「ゆぅら畑」を活用した「みんなの時間」というプログラムです。

 

「ゆぅら畑」は、狭いスペースを有効に活かして、夏はキュウリ枝豆トマト。秋はサツマイモカボチャ、冬は大根ほうれん草。また翌春にはイチゴなど、季節の花々も加わって一年中大忙しです。

種まきから水やりなどの世話や観察を通じて野菜やお花に親しみを持ち、野菜は収穫の時期になると、旬の食材を活かした昼食メニューをみんなで考え、一緒に調理していただくのですよ。

 

この日は、その畑で採れた玉ねぎとじゃがいもを使って、カレーライスをみんなで調理していただきます!

 

まず、収穫した野菜以外に、どんな材料が必要かみんなで考えます。


収穫班とお買い物班に分かれて作業開始!収穫した野菜はすぐに水洗いします。


お買い物班は、お材料リストを確認しながらお買い物チェック!

 

お買い物班が戻ってきたら、エプロンと三角巾をつけて調理開始です!

 

採れたてのじゃがいもは、ゆでずにそのままでも、めくるように皮がむけます。

 

玉ねぎの皮もこんなにきれいにむけます。

 

ウェ~ン、玉ねぎが目に染みるよ~(涙)

 

材料を細かく刻むのは、お兄さん、お姉さんの役割です。

 

電気容量の関係で、炊飯ジャーは別棟になる講堂に持って行って炊きます。途中、成美の調理室で鎌にお水を入れてもらいます。「ありがとうございました!」

 

その間、ゆぅらではカレーをグツグツと煮込み開始!

 

「どんなカレーになるかな~?」

 

おいしそうな香りがする!!「楽しみ~~~」

 

「もっと多く入れてよ~!」

 

そして「いただきま~す!」

 

食べ終わったら後片付けと食器洗い。最年少の子どもは洗い物が大好き!キュキュッ、いい音!!

 

カレーの後にデザートも食べて、一休みした後にメニュー会議開催です。「さぁ、次のメニューはなにがいい?」大きいお姉さんの問いかけに、「おすし!」「オムライス!!」と、次々食べたいメニューが叫ばれます。

 

最後は多数決。次のメニューは、「玉ねぎ入りハンバーグ」「採れたてじゃがいもポテト」に決定しました。楽しみですね!

こうして、楽しい「ゆぅら畑」を活用した有意義な時間が過ぎました。

「野菜は全部キライ」という子も楽しんでいたのが印象的でした。ゆぅら畑での体験を通して得る小さな気付き。やりたいという気持ちが、子どもたちの成長を後押しするのですね。

〈放課後等デイサービスゆぅら〉

〈Art〉栞のアーティストたち展Vol.6 見に来て!

緑も深まり、初夏の香りがただよう今日この頃。

名張で開かれる、「栞のアーティストたち展」のお知らせです!

 

「ワークプレイス栞 開設10周年  栞のアーティストたち展Vol.6~自由な表現・不思議なちから~」

が、5月30日(月)から6月30日(木)の11:00~17:00

名張市百合が丘にある「ワークプレイス栞」のギャラリーで開かれています。

 

写真は準備中のひとコマ。

 

職員がバランスを見ながらひとつひとつ展示していきます。

毎年開催してきた栞のアーティストたち展は、昨年はコロナ禍の影響もあり、大々的には開催せず、常設展として開くという経験もしました。

この春には津のギャラリーで「栞のアーティストたち展Vol.5」を開きましたが、今回は名張で、内容もバージョンアップしての開催です!

 

立体作品もさまざまに

今年5月に10周年を迎えたワークプレイス栞。

「アトリエ彩では最初4人から始まり現在22人の仲間が、それぞれ自分の感性を楽しみながら表現活動をしています」―――DMより。

今年度は、新メンバーが4人加わってさらににぎやかに。

かねてより活躍中のアーティストの近年の作品や新作はもちろんのこと、

新メンバーの手でさっそく生み出されたアートの数々が並び、私たちの目と心を楽しませてくれること間違いなし。

地元からも行きやすく、会期も1カ月と長い展覧会です。

併設のカフェも営業中ですよ。初夏の庭園の心地よさを感じながら、お茶やランチと一緒に楽しむのもオススメ!

 

ぜひ、お気軽にお立ち寄りください。

アトリエ「彩」の名の通り、

そこに集うアーティストたちの、自由で色とりどりの作品が

あなたを待っています♪

 

◆開廊…月~金曜日、土曜日(6月4日・18日)11:00~17:00

◆会場…ワークプレイス栞 ギャラリー

(〒518-0479 名張市百合が丘東9番町290)

◆併設のカフェ輪のも同じ日時で営業中!

〈広報紙MiRAi〉働き方をサポートするハンドブックです!

みなさん、こんにちは!みずみずしい新緑は日を追うごとに色濃くなり、みなぎる生命力が伝わってきますね!

さて、広報紙MiRAi6月号は、新年度に発表された目玉施策のうちひとつ「ハンドブック」を取り上げました。働き方をサポートするハンドブック。役立てて、働きがいに活かしてほしいとの願いがこもっています。

 

「ハンドブック、役立てますよ!」

 

「とってもわかりやいので、ありがたいです!」

 

「それぞれの個性が伝わってくるね!」

 

「ひかり」では、読み合わせに加えて補足説明がありました。

 

朝礼を取材した「とも」。読み合わせの最後に再確認です!

 

「ぜひ、活かしてくださいね!!」

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〈広報紙MiRAi〉三度目のサクラサク!!

みなさん、こんにちは!コロナ禍での暮らしもいくぶん和らいできたでしょうか。2020年の緊急事態宣言から3回目を迎える今年のGWは、そのような皆さんの期待を反映してか、お天気も回復基調。新緑がまぶしい、気持ちの良い日が続きそうですね。

さて、広報紙MiRAi5月号は、2019年6月に外国人技能実習生としてベトナムから来られた二人の女性を、桜も見ごろの4月中旬に取材しました。イキイキとした姿をお届けします。

名張育成会に赴任後、知的障害者の暮らす〈成美〉で日本語を学ぶ傍ら利用者さんに寄り添い、様々な技能を身につけてきました。(成美は新型コロナ感染対策として支援者以外部屋に入れませんので、下の写真は2019年10月の様子です。)

 

利用者さんとも、すっかり打ち解けている様子。

二人に聞くと、日本での風習や、童謡、童話といったことを話してくれるのだとか。身振り手振りを交えた会話でも、気持ちは通じ合っているよう。お互いの表情を見ればわかりますね!

 

日本語は本当に難しいといいます。

でも、猛勉強の甲斐があって今では日本語能力試験(N3)も無事に合格し、介護技能実習評価試験の合格と併せて、在留資格も最長5年に延びました。

 

下の写真は、インタビューの合間に、事業所内の広報紙に見入る二人。もちろんベトナム語で書いてあるのではありませんよ!

 

さて、取材日は絶好のお花見日和。

室内でのインタビューを終え、満開の桜を愛でに表に出ました。

「桜はとっても好きです。」なぜ?「色がかわいい!心が落ち着きます。」「とってもやさしいイメージがあります!」

「成美で頑張っている姿をみると、大事なものを預かっているような気がしています・・・。チャーミングで優しい二人、できるだけのことをしてあげたいし学んでほしいと思います。」と広報紙のゲラを確認された際にいただいた理事長からのメッセージ。

辛いことなど何もないような、屈託のない笑顔がとても印象的な二人。

でも、本当は寂しかったり辛かったりしているのだろうと思うと、彼女たちの持つ芯の強さ、使命に対する思いの強さが伝わってきます。

二人が学ぶだけでなく、二人から得る気付きもたくさんある。そのような印象を持ったインタビューでした。

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〈New〉新年度の辞令交付式を行いました。

新年度の門出にふさわしい爽やかな日差しで迎えた朝、令和4年度の辞令交付式を執り行いました。

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新しく成美所長を兼ねる、事業部竹村恵子支援マネージャー

新型コロナ感染拡大予防の観点から、異動、正職員登用者など辞令を交付される全職員の出席を見合わせ、役職任命を受けたそれぞれの事業管理者が代表して職員の辞令書を受け取りました。

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所長となった、ワークプレイス栞内藤親市新所長

交付を終え市川理事長より、利用者一人ひとりの特性への理解を深め、その人に最適な寄り添い方を実践する。そのような職員を育てる強い組織を作らねばなりません。特に管理職は職員を大事にして、人を育てていくことが大切です。

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新しい組織がスタートした。

社会福祉法人とは何か。民間参入もあるが、介護を特殊な産業にしてはいけません。また財務が大切。経営の財源を確保し、安心して暮らせる街への芽を摘んではなりません。

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それぞれに新しい仕事に就いてもらいます。ご苦労をおかけしますが、どうかか宜しくお願いいたします。と訓話がありました。

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それぞれが新たな決意を胸に秘め、表情を引き締めていました。厳しい社会環境が続き幾多の課題を乗り越えなければなりませんが、諸先輩が歩んできた「先駆者」としての使命を果たすよう臨んでまいります。

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〈New〉新入職員の辞令交付式と入職時研修を行いました。

爽やかな風が穏やかな気持ちにさせてくれる春もたけなわ、2022年度の新入職員辞令交付式を行いました。

新卒9名、既卒2名の11名が人生の節目に相応しく、引き締まった表情で市川理事長より一人ひとり辞令を受け取りました。

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まず始めに市川理事長より、「このコロナ禍の中、皆様をお迎えできたことを大変うれしく思います。人が人を支援するというのは難しい局面もあるが、やりがいもある。健康に留意して、頑張りすぎず、ボチボチと取り組んでください。」と祝辞を述べられました。

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次に、配属先の所長一人ひとりから自己紹介とともにお祝いの言葉をいただきました。

「利用者の方から学ぶことがたくさんある。同じ目線で取り組んでください。」

「楽しいこと、辛いことたくさん出てくるが、どんな時にも気軽に声をかけてください。」

「よく食べて、良く寝ること。つまり、自分自身が健康であることが一番大切です。」など、迎える所長も、温かい気持ちで語りかけるよう思いをかけていました。

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続いて、研修を行いました。まず、「誰もが人として大切にされ、地域で自分らしく生きる」基本理念にある一節の思いを述べ、「私達は、安心して暮らせる地域社会を築かなければならない。その環境を私と、そして皆さんとで作るのです!」

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そして、昭和33年の創設時から連綿と受け継がれている名張育成会の遺伝子について、「法律ななければ作る、制度が整備されていなければ実践する」など、苦労を乗り越え、それぞれの時代を先駆けてきた道のりについて熱く語られました。

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安定した事業運営は社会福祉法人の使命。新入職員も、姿勢を正して傾聴しています。

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机の上だけでなく、身の回りには色々な学びがあります。学ぶことは大切ですね!

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さて、今日の研修を終え、最後に一人ひとり感想を述べてもらいました。

「今朝、友人とのグループラインに母校の応援歌が投稿され、今日の日を後押ししてくれているようで、とてもうれしく辞令交付式を迎えることができました。」と熱く語ってくれたA君。「利用者のニーズを汲み取って行動できる職員になりたいです。」と抱負を述べてくれました。

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また、昨年契約職員として総務課員となり、4月より改めて正職員となったBさんは、「福祉関係に初めて勤めましたが、とても意義深く充実していました。今回正職員に採用され、新しい気持ちで地域に貢献したいと思います。」と、笑顔で語ってくれました。

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記念撮影です!

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満開となった桜も皆さんの門出を祝っているかのようですね!

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職員一同、希望に満ちた新入職員の皆さんを心から応援してまいります。ガンバレっ、フレッシュさん!!

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