〈MiRAi〉2021・2022年新卒採用職員アンケート結果の第2弾発表です!

2019年に続いて行った新卒新入職員16名へのアンケート調査。今回は、「①苦しんだことや悩んだことは?」「②またそれはどのように解決しましたか?もしくは解決しようと思いますか?」について、広報紙紙面に掲載できなかった13名の回答を紹介したいと思います。アンケート集計とともにご覧ください。

「①」初めてのことばかりで、何をどうすればいいのか分からない毎日でした。

「②」育成担当の方を始め、先輩職員に毎日助けていただき、一つひとつ支援を覚えていくことで解決に向かいました。「これはこうした方がいいよ」「やっていくうちに覚えるから大丈夫だよ」と的確に優しくアドバイスをくださるので、もっと学びたいと質問をすることが少しずつ増えていっています。

「①」利用者さんへの接し方や引継ぎなどの事務作業に戸惑いました。

「②」利用者さんの接し方については、所長や主任、先輩職員から利用者さんの個性などを聞き、また、自ら積極的に接することで解決しました。また事務作業については、「ホウ・レン・ソウ」だけでなく、何回も「確認」を入れることで解決に向かっています。

「①」初めは、利用者さんとの関わり方にすごく悩みました。

「②」先輩職員から、専門的な知識を織り交ぜた分かりやすいアドバイスをいただいたり、自分が今頑張っているところを褒めてくれたりして、理解が進みモチベーションの向上にも繋がりました。

「①」利用者さんとの関わり方について悩みました。

「②」先輩職員に相談し、関わり方について学んでいます。

「①」支援者として、利用児との距離感や関係性について考えています

「②」先輩職員に相談し、自分の関わりを振り返る中で、1年目2年目の自分は子ども達にとってどのような存在であり、どのような関りを求めているのかを試行錯誤しながら前向きに取り組んでいます。

「①」様々なシーンでの子どもの着替えについて悩みました。

「②」先輩職員に確認してもらいながら繰り返し行うことで、どのようなシーンでもできるようになりました。

「①」利用者さんが体調不良で入院したり、ご逝去されると心に痛みを感じることです。

「②」人が生きている限り、老いや死はあると受け入れました。そのためにも、利用者さんが健康でいられるよう状態の変化を見逃さないようにし、上司や看護師さんに相談しながら情報共有に努めています。

「①」季節や気候などその日の状況によって利用者さんの気持ちが不安定になり、それが態度に表れたりします。他の利用者さんにとても辛く当たることがあり、その時の対応には苦労しています。

「②」どうしてもその態度にばかり注目しがちですが、そもそもなぜそのような態度になるのか? 何にイライラして辛く当たらなければならないのかをハッキリさせ、対処することが大切だと思いました。まだ完全に解決には至っていませんが職員みんなで意見を出しあい、一緒に試行錯誤しながら対応してくれています。

「①」利用者さんが不安定になっている時の対応に苦慮します。

「②」先輩職員に相談し、対応方法のアドバイスをその都度もらいます。

「①」力の強い利用者さんへの対応です。

「②」一番に、信頼関係を得ることだと気づきました。

「①」利用者さんの話す言葉がうまく聞き取れなかったことです。

「②」毎日いっぱいお話して、その方のし好、趣味などを知り、個性を理解することでコミュンケーションを図ってまいります。

「①」今までに、ほとんど関わった経験のない年代などの子どもたちなので、どのように関われば良いのかが難しく感じます。

「②」色々な局面でたくさん関わり、子どもたち一人ひとりのことを知っていくことで解決していきたいと考えています。

「①」利用者さんとの人間関係、会話の中の言葉選びが難しいと思いました。

「②」より利用者さんの方の気持ちに寄り添って、良い人間関係を築きたいと思います。

職場では、上司や先輩職員に悩みを聞いてもらったり、アドバイスを受けたりして「苦しんだこと」「悩んだこと」を解決し、気付きを得ているようですね!!センパイ、これからも後輩への指導を宜しくお願いいたします!

第3弾は、「いま取り組んでいること」を紹介したいと思います。お楽しみに!!

〈広報紙MiRAi〉新卒採用職員の共通の思いは…「仕事は想像以上に面白い!」

コロナ禍の中で就活を強いられた2021年、2022年度の新卒採用職員たち。そんな若い人たちの考え方をもっと知りた~い!と、2019年に続いて行った新卒新入職員へのアンケート調査。今回も新人16名(※)に、職場や法人に関する感想などをお聞きしました。さて、その結果は・・・広報紙MiRAi9月号をご覧くださいね!

(※)お詫び:広報紙では「新人12名」と表記しておりますが、「新人16名」の誤りです。訂正するとともに謹んでお詫び申し上げます。

コロナ感染防止対策で撮影できる職員が限られる中、紙面では代表して3人の方に話をお伺いしましたが、「職場の魅力」について紙面に掲載できなかった13名の回答を紹介します。アンケート集計とともにご覧ください。

出勤すると毎日利用者さんがいて、色々な変化、様々な発見ことです。

 

自分自身の成長を感じるところです。

 

常に「利用者さんの幸せの為に」と全職員が考えながら支援を行っているところ。誰に質問しても優しくアドバイスを下さるところ。利用者のためになる支援とは、なんなのかを考え、常にアップデートした支援をしようと考え続けているところです。

 

入所施設なので、一日を通して利用者さんと関わり、利用者さんのことを知ることができます。言葉でコミュニケーションを取れる方もいれば、非言語コミュニケーションを行う必要がある方もいますが、障害特性もそうですが、それ以前に人それぞれの人柄などを感じとることができ、毎日関わっていて楽しいです。

 

先輩に穏やかな人が多いところです。

 

様々な価値観や性格の人でも、各職員が連携して寄り添っているところです。

 

利用者さんのことだけでなく職員同士も、お互い思いやりを大切にしているところです。

 

職員が子ども人一人のことを考えて働いていること。職員が子どものことを好きで大切にしていること。可愛い子どもの笑顔に毎日出会えることです。

 

優しい人たちばかりで温かい雰囲気のところと、子どもたちや職員の方々のたくさんの笑顔が見られるところです。

 

日々の支援だけでなく、遊びや会話や関りを通じて私たちと利用者さんとの関りが豊富なところです。またそれぞれの関りで、どのように関わったら子ども達が喜んでくれるか、また成長を見守りながら手助けできるかを、職員間で考えあえるところが魅力です。

 

立場関係なく意見を言い合えるところ、職員同士の仲が良いです。

 

幼い子から成人の利用者までいて、色んな支援が出来るところです。

 

働いている職員さんは、全員愛情で溢れている人たちばっかりです。利用者さんにはもちろんのこと、職員同士で助け合ったり、悩みを共有しながら、楽しく仕事できる環境だというところです。

 

それぞれ、諸先輩が親身になって新人職員に対応しているようですね。誰もが通る「新人の道」。当時を思い出して、これからも新しく仲間になった方を応援しましょう。ガンバレっ、フレッシュさん!!

次回は、「苦しんだことや悩んだことは?」「またそれは解決しましたか?」についてご紹介したいと思います。お楽しみに!!

〈広報紙MiRAi〉通所系生活介護事業所を再編し、新体制がスタートしました。

この夏こそコロナ禍終息に向け、と思ったのもつかの間、また感染拡大の勢いが増しています。どうか、感染防止策を徹底し、くれぐれもご自愛ください。

さて、この春に4事業所あった通所系生活介護事業所を3事業所に再編しました。歴史ある〈ディセンターういず〉の実績は、〈ききょうの家〉〈とも〉〈アトリエ彩(ワークプレイス栞)の3事業所がそのDNAを受け継ぎ、それぞれの特徴を活かしながらきめこまやかなサービスの提供を目指しています。

先日発行した広報紙MiRAi8月号では、それぞれの事業所の特徴と利用者さんの様子を中心にお伝えしています。

このブログでは今後3回に分け、紙面でお伝えできなかった内容を個々の事業所ごとにお伝えしていきます。


「新しい事業所も楽しいよ!」と話してくれた利用者さんの様子などご覧ください。どうかお楽しみに!!

〈広報紙MiRAi〉四季を通じて子どもに寄り添う、「ゆぅら畑」の取り組みです。

こんにちは!6月下旬に梅雨が明け酷暑が続くと思ったら、7月はしばらく不安定な天候が続きそうです。潤いの雨となれば良いですが、集中豪雨など災害対策をしっかり行わなくてはなりませんね。

さて、広報紙MiRAi7月号は、「放課後等デイサービスゆぅら」が土曜開所日に取り組んでいる活動を取り上げました。今回は、ゆぅらで耕している小さな畑「ゆぅら畑」を活用した「みんなの時間」というプログラムです。

 

「ゆぅら畑」は、狭いスペースを有効に活かして、夏はキュウリ枝豆トマト。秋はサツマイモカボチャ、冬は大根ほうれん草。また翌春にはイチゴなど、季節の花々も加わって一年中大忙しです。

種まきから水やりなどの世話や観察を通じて野菜やお花に親しみを持ち、野菜は収穫の時期になると、旬の食材を活かした昼食メニューをみんなで考え、一緒に調理していただくのですよ。

 

この日は、その畑で採れた玉ねぎとじゃがいもを使って、カレーライスをみんなで調理していただきます!

 

まず、収穫した野菜以外に、どんな材料が必要かみんなで考えます。


収穫班とお買い物班に分かれて作業開始!収穫した野菜はすぐに水洗いします。


お買い物班は、お材料リストを確認しながらお買い物チェック!

 

お買い物班が戻ってきたら、エプロンと三角巾をつけて調理開始です!

 

採れたてのじゃがいもは、ゆでずにそのままでも、めくるように皮がむけます。

 

玉ねぎの皮もこんなにきれいにむけます。

 

ウェ~ン、玉ねぎが目に染みるよ~(涙)

 

材料を細かく刻むのは、お兄さん、お姉さんの役割です。

 

電気容量の関係で、炊飯ジャーは別棟になる講堂に持って行って炊きます。途中、成美の調理室で鎌にお水を入れてもらいます。「ありがとうございました!」

 

その間、ゆぅらではカレーをグツグツと煮込み開始!

 

「どんなカレーになるかな~?」

 

おいしそうな香りがする!!「楽しみ~~~」

 

「もっと多く入れてよ~!」

 

そして「いただきま~す!」

 

食べ終わったら後片付けと食器洗い。最年少の子どもは洗い物が大好き!キュキュッ、いい音!!

 

カレーの後にデザートも食べて、一休みした後にメニュー会議開催です。「さぁ、次のメニューはなにがいい?」大きいお姉さんの問いかけに、「おすし!」「オムライス!!」と、次々食べたいメニューが叫ばれます。

 

最後は多数決。次のメニューは、「玉ねぎ入りハンバーグ」「採れたてじゃがいもポテト」に決定しました。楽しみですね!

こうして、楽しい「ゆぅら畑」を活用した有意義な時間が過ぎました。

「野菜は全部キライ」という子も楽しんでいたのが印象的でした。ゆぅら畑での体験を通して得る小さな気付き。やりたいという気持ちが、子どもたちの成長を後押しするのですね。

〈放課後等デイサービスゆぅら〉

〈Art〉栞のアーティストたち展Vol.6 見に来て!

緑も深まり、初夏の香りがただよう今日この頃。

名張で開かれる、「栞のアーティストたち展」のお知らせです!

 

「ワークプレイス栞 開設10周年  栞のアーティストたち展Vol.6~自由な表現・不思議なちから~」

が、5月30日(月)から6月30日(木)の11:00~17:00

名張市百合が丘にある「ワークプレイス栞」のギャラリーで開かれています。

 

写真は準備中のひとコマ。

 

職員がバランスを見ながらひとつひとつ展示していきます。

毎年開催してきた栞のアーティストたち展は、昨年はコロナ禍の影響もあり、大々的には開催せず、常設展として開くという経験もしました。

この春には津のギャラリーで「栞のアーティストたち展Vol.5」を開きましたが、今回は名張で、内容もバージョンアップしての開催です!

 

立体作品もさまざまに

今年5月に10周年を迎えたワークプレイス栞。

「アトリエ彩では最初4人から始まり現在22人の仲間が、それぞれ自分の感性を楽しみながら表現活動をしています」―――DMより。

今年度は、新メンバーが4人加わってさらににぎやかに。

かねてより活躍中のアーティストの近年の作品や新作はもちろんのこと、

新メンバーの手でさっそく生み出されたアートの数々が並び、私たちの目と心を楽しませてくれること間違いなし。

地元からも行きやすく、会期も1カ月と長い展覧会です。

併設のカフェも営業中ですよ。初夏の庭園の心地よさを感じながら、お茶やランチと一緒に楽しむのもオススメ!

 

ぜひ、お気軽にお立ち寄りください。

アトリエ「彩」の名の通り、

そこに集うアーティストたちの、自由で色とりどりの作品が

あなたを待っています♪

 

◆開廊…月~金曜日、土曜日(6月4日・18日)11:00~17:00

◆会場…ワークプレイス栞 ギャラリー

(〒518-0479 名張市百合が丘東9番町290)

◆併設のカフェ輪のも同じ日時で営業中!

〈広報紙MiRAi〉働き方をサポートするハンドブックです!

みなさん、こんにちは!みずみずしい新緑は日を追うごとに色濃くなり、みなぎる生命力が伝わってきますね!

さて、広報紙MiRAi6月号は、新年度に発表された目玉施策のうちひとつ「ハンドブック」を取り上げました。働き方をサポートするハンドブック。役立てて、働きがいに活かしてほしいとの願いがこもっています。

 

「ハンドブック、役立てますよ!」

 

「とってもわかりやいので、ありがたいです!」

 

「それぞれの個性が伝わってくるね!」

 

「ひかり」では、読み合わせに加えて補足説明がありました。

 

朝礼を取材した「とも」。読み合わせの最後に再確認です!

 

「ぜひ、活かしてくださいね!!」

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〈広報紙MiRAi〉三度目のサクラサク!!

みなさん、こんにちは!コロナ禍での暮らしもいくぶん和らいできたでしょうか。2020年の緊急事態宣言から3回目を迎える今年のGWは、そのような皆さんの期待を反映してか、お天気も回復基調。新緑がまぶしい、気持ちの良い日が続きそうですね。

さて、広報紙MiRAi5月号は、2019年6月に外国人技能実習生としてベトナムから来られた二人の女性を、桜も見ごろの4月中旬に取材しました。イキイキとした姿をお届けします。

名張育成会に赴任後、知的障害者の暮らす〈成美〉で日本語を学ぶ傍ら利用者さんに寄り添い、様々な技能を身につけてきました。(成美は新型コロナ感染対策として支援者以外部屋に入れませんので、下の写真は2019年10月の様子です。)

 

利用者さんとも、すっかり打ち解けている様子。

二人に聞くと、日本での風習や、童謡、童話といったことを話してくれるのだとか。身振り手振りを交えた会話でも、気持ちは通じ合っているよう。お互いの表情を見ればわかりますね!

 

日本語は本当に難しいといいます。

でも、猛勉強の甲斐があって今では日本語能力試験(N3)も無事に合格し、介護技能実習評価試験の合格と併せて、在留資格も最長5年に延びました。

 

下の写真は、インタビューの合間に、事業所内の広報紙に見入る二人。もちろんベトナム語で書いてあるのではありませんよ!

 

さて、取材日は絶好のお花見日和。

室内でのインタビューを終え、満開の桜を愛でに表に出ました。

「桜はとっても好きです。」なぜ?「色がかわいい!心が落ち着きます。」「とってもやさしいイメージがあります!」

「成美で頑張っている姿をみると、大事なものを預かっているような気がしています・・・。チャーミングで優しい二人、できるだけのことをしてあげたいし学んでほしいと思います。」と広報紙のゲラを確認された際にいただいた理事長からのメッセージ。

辛いことなど何もないような、屈託のない笑顔がとても印象的な二人。

でも、本当は寂しかったり辛かったりしているのだろうと思うと、彼女たちの持つ芯の強さ、使命に対する思いの強さが伝わってきます。

二人が学ぶだけでなく、二人から得る気付きもたくさんある。そのような印象を持ったインタビューでした。

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