〈New〉平成30年法人全体職員会議を行いましたー後半

こんにちは、MiRAiです。さて、新年を迎えて行った法人全体職員会議の後半をご報告します。

 

f:id:ikuseienmirai:20180120194405j:plain

まず、研修報告として、秋に行った「デンマーク視察研修」の報告がされました。始めに、このような機会を与えていただいた法人、また職場の方々はじめ皆さんへの感謝が述べられました。

f:id:ikuseienmirai:20180120194427j:plain

同国は高福祉高負担国家で市民の生活満足度は高く、2014年の国連世界幸福度報告では第1位でした。その暮らしは、私たち社会福祉法人が掲げ目標としている理念が至る所で具現化されており、とてもわかりやすく、大きな刺激を受けてきたと各視察先の様子を細かに報告されました。

f:id:ikuseienmirai:20180120194452j:plain

職員も報告や資料に見入っていますね!

 

f:id:ikuseienmirai:20180120194520j:plain

新規事業報告として、〈レインボークラブ〉が行っている「生活困窮者就労訓練事業」の説明がありました。経済的な援助にとどまる「生活保護制度」に対し、その方の可能性を見出し将来的な自立を支援しようという国の制度「生活困窮者自立支援制度」に基づく事業として、社会の担い手を一人でも多くと各自治体の関心も深い事業の一つです。

f:id:ikuseienmirai:20180120194541j:plain

平成27年4月からスタートした制度ですが、名張市では初めて認可されたモデルケースともなる取り組みです。現在法人内での環境整備や修繕業務を請け負っており、日を追うごとに依頼が増えてきています。「法人全体で行う事」「働くことの大切さ」「ありがとうなど感謝の言葉の力」「必要とされる存在ということが確認できる場所であること」など成果を積み上げてきています。

 

f:id:ikuseienmirai:20180120194626j:plain

事業報告の最後は、〈ワークプレイス栞・アトリエ彩〉のアート活動です。最近公募展での入賞も増え、昨年秋に開催された「亀山トリエンナーレ」では、招聘作家として選ばれて作品が多く展示されました。また、三重大学教育学部美術教育の山田康彦教授を、3年前に三重県立美術館館長からご紹介いただき、その後相互に情報交換するなどお付き合いをいただいています。

 

f:id:ikuseienmirai:20180120194646j:plain

また、専門外の職員のために、「こども絵画教室アトリエエピ」を主宰している森敏子さんにアドバイザーとして月2回お越しいただき、一緒に活動をしています。さて、栞のアーティストたちの無垢な感性による表現活動は、絵を描くことが生活そのものだったり、また周囲の人々の心の目を育てるなど、色々な気付きに役立っています。

 

f:id:ikuseienmirai:20180120194706j:plain

次に、平成29年4月以降に採用された中途採用職員の紹介がありました。本年度は、4月に〈高齢グループホームひかり〉が、また7月に〈特別養護老人ホームグランツァ〉を相次いで開所したために、54名の方が私たちの仲間になりました。本日は、当直などを除いた職員が直接紹介されました。

 

f:id:ikuseienmirai:20180120194727j:plain

会議の締めくくりは、非正規職員の永年勤続表彰です。本年は、30年以上1名、20年以上2名、10年以上18名の方を表彰し、市川理事長より感謝状を贈呈致しました。

f:id:ikuseienmirai:20180120194741j:plain

冒頭に話ました通り、長く働いてほしいという思いの表れとして、また長く勤めていただいた感謝の気持ちとして顕彰するものです。まず、非正規職員の方を紹介させていただきましたが、長く働きたいと思えるような職場づくりに努めたいとして表彰を締めくくられました。

最後は和やかな雰囲気の中、約2時間の全体会議を終えました。

www.n-ikuseien.jp