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さて、今月の特集は『ベトナムからようこそ!この春より「外国人技能実習生」を招きます!』です。
この春より外国人技能実習制度によるベトナム人実習生を2名招き、福祉の概念や技能を学んでもらうことになりました。
早速ですが、「外国人技能実習生」ってご存じでしょうか。外国人技能実習生とは、労働力として即戦力となる特定技能者とは異なり、母国では学ぶことが困難な技能を日本で学び、実習終了後に帰国し母国に役立てることを目的とした実習生のことです。平成29年11月より、介護職種で同制度が活用できるようになり、現在ベトナムを始め15か国から受け入れを行っています。
さて、ベトナムってどのような国かご存じですか?ベトナムは日本から飛行機で4~7時間ほどの、東南アジアの国です。人口はおおよそ9200万人で、中国、ラオス、カンボジアの山国と国境を接していて、面積は約33万平方kmと日本に近く、南北に細長いという国土の形状も日本に似ています。
首都は北部にある「ハノイ(Hà Nội)」、経済の中心となっているのが南部にある「ホーチミン市(Thành phố Hồ Chí Minh)」、中央部に位置する「ダナン(Đà Nẵng)」は観光地としても有名です。
技能実習生はそれぞれ、ハノイと、その隣にあるタンホア市(Tỉnh Thanh Hóa)出身。北部にある街ですね。どこにあるのか、地図で確認しましょう!
日本の平均年齢は46歳、それに対しベトナムの平均年齢はなんと28歳。平均年齢で実に約18歳日本より若い人が多いのです!街を歩いていても、学生や子どもたちなど、若い世代を見かけることが多く、その活気を感じさせてくれます。(出所:国立人口問題研究所)
現在、日本とベトナムは「アジアにおける平和と繁栄のための広範な戦略的パートナーシップ」の下、政治はもちろん経済、文化交流など幅広い分野で緊密に連携しています。また技能実習生受け入れに関しては、現在15ある受け入れ国の内、ベトナムがいち早く二国間取り決めの政府間締結を行いました。年々日本語能力試験受験者が増えているなど、親日機運も高まっています。
Xin chào!(シンチャオ)、「こんにちは!」という意味です。彼女たちを見かけたら気軽に挨拶し、笑顔の交流を図りたいですね!
さて、広報紙MiRAiでは、折をみて掲載する新コーナー「Xin chào!」で、いろいろとベトナムのことを紹介してまいります。どうかお楽しみに!