師走も押し迫ってまいりましたね。さて、そのような時期に、アトリエ彩に朗報が入りました。去る12月13日~14日に開かれた、三重県障がい者芸術文化祭で、アトリエ彩のアーティスト山崎智明さんの作品が、亀山市長賞(貼絵・CG部門)を受賞しました。
『うろこカー』と題された貼絵です。一般に市販されている丸いシールを、下描きもなしに先頭からウロコのように重ね合わせ、山崎さんのモチーフである車を表しました。なんと、約400枚ものシールが、規則正しく貼られているのですよ!
絵心のない私だと、ヘッドランプや窓などといった既成の形でしか表現できないですが、山崎さんにとっては車体もキャンバスなのですね!
激励に訪れた、櫻井義之亀山市長と記念撮影!
その後に行われた式典で、賞状・記念品が授与されました。
「うろこでできた車という発想が良い。とてもシンプルで、作家の心が表れているようで心地よい」と講評をいただきました。
また残念ながら入選にはなりませんでしたが、アトリエ彩の、他の出品作品です。心に見えたままに描いた素直な作品は、どれも見る人の心に投影され、優しい気持ちになります。
河本晃司さん『ポ・テ・ト』
「大好きなマクドナルドのポテトを描きました。ハケに絵の具をたっぷりつけてトントンしました。」
辻本早織さん『おかし』
色んなお菓子に見えて、想像するだけでおいしそうですね!
的場乃莉華さん『Dancing Girls』
「描き始めは女の子がたくさん。どんどん重なりあって描くスピードはものすごく早いです。」
菅尾博司さん『シーサー』
「下描きなしで墨一色で陰影をつけて緻密に描き上げます。」
西口武延さん『フラガール』
「ファッション誌の外国人モデルを描きました。」
毛利美貴さん『ゼンダングル』
「夢かわいいハートとか、お花とか、ユニコーン、コーヒーカップ、キャンディをデザインしました。」
この日は、「虹の会(名張育成会後援会)」会長 耕野一仁さん(地蔵院青蓮寺住職)も、鑑賞に来場されていました。ありがとうございました。
さて、2月1日発行の広報紙MiRAi2月号で、アトリエ彩の活動ぶりを特集します。どうかお楽しみに!
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