名張育成会へ年度途中に入職した新人職員は、採用月の毎月1日から5日間行う入職時研修で名張育成会のイロハを学び、配属先のOJTへと巣立ちます。
今回は、その入職時研修最終日の様子をお伝えします。
5日間の内容は、理事長による講話「名張育成会の目指すもの」、また法人理念の意味を学ぶ「理念研修」のほか、「安全衛生」「虐待防止」「ハラスメント」「情報セキュリティ」「人事制度」「ビジネスマナー」と、専門的なことから社会一般まで多岐にわたります。
そして4日間の机上講習を終えると、最終日には法人敷地内の各事業所を見学します。
今日は、研修の最終日に相応しい雲一つない爽やかなお天気。各事業所に向かう足取りも軽やかです。
朝から様々な事業所を巡り、やってきたのは生活介護事業所(通所事業所)「とも」。
まず、主任から事業所の役割や特徴を聞きます。「とも」の理念は、『どんなに障害が重くても、ともに働き、ともに元気で、ともに楽しく』。
作業場を見学すると、誰もが自分の得意なことを、自分のペースでそれぞれ役割を担って作業をしています。
「色々な作業があるんですね!」と、始めての作業風景に見入っていました。
次は、今月の新入職員が一人配属される「ききょうの家」です。
「とも」と同じ生活介護事業所(通所事業所)ですが、身体障害を持つ知的障害者のデイサービスとしてスタートし、身体のケアが支援の柱になっています。
理学療法士からアドバイスを受けながら、個別メニューで身体ケアを行っています。(2019年6月6日撮影)
入所事業所は新型コロナウイルス感染防止のため外からの見学となりましたが、朝から一通りの見学を終えました。
さあ、事業所見学を振り返りをしましょう!
各事業所で行っている取り組みから、信頼される支援について改めて思い起こしてみます。「やはり、支援の前線に伺うと気が引き締まります!!」
午後からは場所を移し、配属先の上司も交えて「大切にして行きたいこと」「どのような職員になりたいか」を発表します。
ききょうの家支援員として配属されるMさんは、「人に寄り添うという事は、自分も成長するということ。基本理念を常に意識し、笑顔で頑張ります!」と発表されました。
グランツァ事務職として配属されるKさんは「新しく経験する福祉という業種に、人間本来の持つ魅力を感じました。また、皆さんと協力し頼りにされる職員を目指します。」と決意を述べてくれました。
配属先の上司から、「入職おめでとうございます。経験を積んでいけば視野が広がり、支援の幅も広がって喜びも奥深くなっていきます。そのためにも長く勤めてほしい。今日から私達は仲間です!悩みを溜めず、一緒に頑張っていきましょう!」とお祝いと励ましのメッセージをいただき、無事に研修を修了しました。
その後、配属先の事業所に向かいます。「コロナを持ち込まないよう、まず入り口で手洗い、うがいをしっかり済ませてください」
次に検温です。37.5度以下であることを確認してくださいね…などと、まず入室に関する注意事項を念入りに確認します。
職員室で同僚となる職員と互いにご挨拶。
「明日から宜しくお願いします!!」職員IDを手渡され、セレモニーが無事終わりました。
明日から晴れて事業所での勤務となります。研修での気持ちを忘れず、末永く勤めてください!
今後とも、どうか宜しくお願い致します。