ワクチン接種が始まりましたね。でもまだまだ続くコロナ禍の中、広報紙MiRAi6月号は、とっても温かな企画を紹介しています。最新号はこちらをクリックすればご覧いただけます。
外出自粛が続くこどもライフサポートセンターはーとの子どもたちに「食」を楽しんでもらおうと、伊賀市のフレンチレストラン「L’etude」(レチュード)のオーナー山本シェフが提案したレシピを、子ども達が調理して食事する、「夢」や「味」のある交流がオンラインで実現しました。
「今日は何をするでしょうか?ヒントはこれです!」
「えーっと???」
実はこの企画、子どもへのサプライズということで、事前に詳しいことを聞かされていませんでした。
ということで、事前に山本シェフからいただいたレシピを元に料理を作っていきます。
「メニューはこの3つ。デザートまであるよ!」
今回作るのは、左から「鶏手羽肉とキノコのトマト煮込み」「レンジでブラン・マンジュ(いちご味)」「レンジでスノーボールクッキー」
どれも、イタリアやフランスでの定番で、子どもたちみんなで作れるようにと、極力火を使わず安全に調理できるよう工夫されています。
オンラインでも、香りとともに料理の温もりが伝わるようです。
一流レストランのシェフから「合格!」と褒めてもらいました!調理って楽しい!
「ありがとうございました!」「こんど、レストランにあそびに来てね!」
さぁ、いよいよ楽しみの試食です。
「自分で調理したからおいしい♪」いつの間にか、苦手だった鶏肉もパクリ!
今回の企画は、保育園時代からの幼馴染だったはーと職員の相談を快く受けてくれたもの。「何か特別なことをするという感覚ではなく、そんな企画を手伝えるんだったら喜んで!みたいな、自然な流れです!」。
インタビュー時の職員との話も、昔話で盛り上がっていました。幼馴染っていいものですね。
さて、シェフの山本さんは、東京でフレンチレストランで6年間務め、イタリアに渡って3年、フランスで1年それぞれ修業され、帰国後に和歌山の魚屋やワインビストロで様々な料理に触れた後、2018年に地元伊賀市島ヶ原でフレンチレストランをオープンさせました。
お味やおもてなしはもちろん、「ミシュランガイド愛知・岐阜・三重2019年特別版」に掲載されたのもうなずけるロケーション。
お店は芝生の広がる斜面をうまく活かしたアプローチや隠れ家的なエントランスなど、フランス郊外にある牧歌的なお店を思わせるイメージです。
「画面を通して、子ども達それぞれの個性が光って見えました」という山本さん。
次はテイクアウト企画かな?何より、自然も豊富だし、コロナが終わったら直接交流しましょう!と笑顔で語ってくれました。
子ども達にとって、かけがえのない体験と良い思い出となりました。ご協力ありがとうございました。
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