広報紙MiRAi2月号に掲載した、ひびきの手作り紙芝居。今回は、まん延防止等重点措置以前に行われた巡回の様子をご紹介します。
取材日当日の巡回は、生活支援(入所)事業所の成峯と、放課後等デイサービスのゆぅらです。
広がる青空にポカポカ陽気。気持ちの良い朝を迎え、まず成峯に向かいます。
成峯では、すでに人がいっぱい!
「紙芝居、始まりますよ!」
演目は「おかげ犬タロのお伊勢参り」。
おかげ犬とは、江戸時代に身体が弱いなどで参詣できない飼い主に代わり、伊勢神宮にお参りする犬のこと。
江戸でおじいさん、おばあさんに飼われていたタロが、「ひしゃく」をお供に様々な苦労を乗り越え、無事にお伊勢参りをしたという忠犬の物語です。
テレビを見るのとは違う、人の声による温もり。
場面が入れ替わるごとに、紙芝居を囲む場が一体になっていくのがわかります。
紙芝居に見入り、物語に引きこまれて行きます。
喜んでもらえて、気分も青空のようです!
午後から、ゆぅらを訪問しました。
子どもたちも興味津々。紙芝居の舞台に見入ります。
きっと、想像豊かな子どもたちの頭の中では、色々な景色が広がっているのでしょうね。
さて、こうして巡回ごとに、演じ手と観客、名張育成会の利用者同士が一体となり、共感の喜びが広がっていきます。
「誰かのために」という思いからスターとした活動、長く続けたいですね!!