〈広報紙MiRAi〉3月号は「身の回りのもので、遊んで学ぶ『おうち時間』」です。

長引くコロナ禍で増えている「おうち時間」。広報紙MiRAi3月号では、「遊び」を通じて子どもの成長に役立てている児童発達支援センターどれみや、「遊び」を取り入れてお年寄りの身体や頭の体操をしている認知症対応型グループホームひかりから、遊んで学ぶおうち時間の過ごし方をご紹介しています。

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このブログでは、もっとも簡単で誰にでもできる「カラ箱の積み木」を取上げてご紹介します。

ティシュペーパーの箱やお菓子の箱、ラップの箱など色んな箱を集めて、折り紙を貼ったり好きなシールを貼ったりしてデコレーションします。これも楽しみのうちの一つ。

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子どもは発想が自由なので、積み方や遊び方は自由自在。細く高く積んだり、わざと不安定な積み方をしたり、倒れることなどおかまいなしに好きに積んでいきます。

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「くずれちゃった!」でも大丈夫。崩すことも楽しみのうちの一つ。結構ストレスが晴れるのです。それにハデに倒しても、ケガもせず床や家具も傷みません。

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トイレットペーパーの芯で柱を作ってビルを建てよう!

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うまく乗るかな~???

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次はタワーに挑戦!!

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そーっと、そーっと・・・

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やった~完成!!

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認知症対応型グループホームひかりでは、大きめの箱を用います。子どもと違って、「倒れないように積みましょう!」という簡単なルールを決めて、高く積む目標を作っておきます。

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故郷から送られてきた名産品の箱や、好きなお菓子が詰まっていた箱など、親しみを持っている品の箱を用いるのがポイント。

故郷を思い出したり、好きなお菓子から色んなことを連想したりなど、話題を広げて楽しみを増やします。

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おっと危ない・・・

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これも積めるかな・・・積めた!!

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次は私がやりましょう!!

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二つずつ並べて積むとバランスがよくなりますよ。

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最後に、サイコロ状の小さい箱を積んでできあがり!

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いつの間にか、背丈より高く積み上がりました。

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「では、次は私が・・・」なんていいながら、皆さんで和やかなひと時を過ごしていました。

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さて、子どもの成長や認知症にも有効な「遊び」。皆さんのご家庭でも身の回りを見回して、遊びから色々な学びを生みだしていきましょう!!