名張育成会の職員数は約500人。そのうち65歳以上のシニアが、なんと100人以上も元気に働いています。
広報紙MiRAi4月号は、そのシニア世代の活躍と生涯就労の制度などを紹介しています。このブログでは、広報紙では語り足りなかったことを中心にお伝えしますね!
小出典子さん(ききょうの家 65歳、勤続10年)
以前は工場に勤めていましたが、身近な人に障害があり、社会福祉にも関心がありました。
福祉業務は未経験で不安もありましたが、入職後半年経って「※初任者研修」を受け、本格的に福祉について学んでからは日々の業務からコツをつかむようになり、利用者さんの笑顔にやりがいを持つようになりました。

『自分が前に進んで取り組むと利用者さんも前を向いてくれる』『一人ずつ顔を見ながら挨拶すると、元気な顔で返してくれる』言葉はなくても、優しさをもって接すれば相手に通じる事に、とても幸福感を感じています。
自分が健康でないと利用者さんにも元気を分けられないと、仕事が終わるとジムに通って、トレーニングに励んでいます!
中尾賢治さん(ききょうの家 66歳、勤続4年)

前職は製造業でした。品質管理の重要性から、良い製品を作るという使命感はありましたが、製造ラインの歯車として、人の温もりを感じることはありませんでした。
そこで定年後は社会貢献を通じ、地域に役立つ仕事に就きたいと思って社会福祉を目指し、「※初任者研修」を受けました。

名張育成会との出会いはハローワークの説明会からです。周りには、慣れるまでが大変だと言われましたが、すぐに慣れ、最初から辛いと思ったことはありません。
それより、利用者さんや保護者の方のみならず、先輩職員からも「ありがとう!」と言う言葉をすぐかけてくれる。
思いを持って接すれば感謝され、やればやるだけ報われる(倍になって帰ってくる)気がします。できるだけ長く務めたいと思っています。
※初任者研修:介護職の基本研修です。介護職としてはたらくための基本的な介護知識と介護技術を学習します。(日本総合福祉アカデミーHPより日本総合福祉アカデミー)

若い職員はもちろん、シニア世代の方たちにも、いつまでも働いてほしい!そして、ずっと働いていたい!そのような職場を目指し、様々な制度作りを行っています。
こういった取り組みが評価され、令和6年度「高年齢者活躍企業コンテスト※」に入賞いたしました。
※:厚生労働省・独立行政法人高齢・障害・求職者雇用支援機構共催。
「独立行政法人高齢・障害・求職者雇用支援機構理事長表彰・優秀賞」を受賞しました。
シニアの皆さん、名張育成会の扉を開いてみてはいかがでしょう。どのようなことでもお気軽にお尋ねください。
お問合せ:0595-65-0271人財開発課まで