〈Project〉グループホーム再編から1年・・・

昨年3月発行の広報紙MiRAiで紹介した、将来を見据えたグループホームの再編。当時89名中42名という大勢の方が、ご自宅や新しく建てられたグループホームに転居されました。あれから1年以上が経過した今を、簡単にご報告します。

 

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グループホームの再編は、入居者の高齢化や建物の老巧化などによる対策の一環で、全ホームを「自立支援型ホーム」「介護支援型ホーム」に分類し、よりお一人おひとりのニーズにあった支援が充実できるよう、大半の方の入居先を見直したものです。

 

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介護支援型ホームとして新築し、再編の核となった「ここん・くおーれ」の2棟。ここに14名の方が入居されました。もちろん、まだまだきれいです!

 

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そして介護支援型ホームの原型となった、「はるか・まどか」の2棟。こちらに引っ越された方もおられ、現在14名の方が暮らしておられます。

 

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ここん・くおーれから眺める日常の景色。介護支援型ホーム4棟は、住宅街ではなく、このようなのどかな風景が広がる地にあります。

 

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そして門扉から玄関、そして室内へとすべてバリアフリー化されているのが特徴です。

 

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1棟に7名ずつ入居され、各部屋にトイレがあるほか、リビングにも車イス対応のトイレがあります。

 

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4棟の「介護支援型ホーム」と2件の「自立支援型ホーム」を巡回している、ゆっくるM主任に話を伺いました。

「今までにいた住環境が変わり、慣れていただくまでご不便をおかけしましたが、ようやくそれぞれの地域での暮らしが板についてきたようです。さて、介護支援型ホームは、支援のあり方にも特徴があります。例えば、入浴やトイレの支援で一人の支援員がつききりになっても他の方に目が届くよう二人支援体制を進めていたり、食べ物の誤嚥予防に食べ物を細かく刻んだり、自立支援型ホームとは違った、より専門的なニーズに対応できるよう頑張っています。」

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高齢化の波を止めることはできません。誰もが安心して暮らせる地域社会の実現を目指し、少しずつでも歩んでまいります。

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