〈New〉令和に繋がる新年度の幕開けです①

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日増しに春らしくなりますね!さて、新年度を迎え、法人全体職員会議を行いました。法人全体会議とは、全職員が一斉に集まるもっとも大きな会議で、新年度が始まる4月のほか、必要に応じて適時行われます。今回より3回に分けて、その様子をお伝えします。

 

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まず市川理事長より、虐待防止についてお話がありました。「再発防止の取り組みについては、法人全体の問題として5月一杯で改善計画を立案し、3年ほどかけて組織、環境設備、教育、責任体制などに着手し改善してまいります。」

 

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「・・・ところで、不適切な対応のその果てに虐待があるわけです。皆様にお願いしたいのは、おかしいと思った時に声を上げていただきたいということ。虐待に対する皆さんの感度は高い。それを職員で共有して、ほんの些細なことでも話し合う、そういう空気や職場風土を築いていきたいと思います。」

 

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「・・・声を上げる、勇気がいることだし、仲がいいと難しいかもしれない。しかし、出る杭は打たれるというけど、一人ひとりが出る杭になって声を上げてほしい。出る杭がないと組織は変わらない。利用者さんのために、ぜひ出る杭になっていただきたい。それを私たちは無駄にしません。」

 

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最後に利用者さんの訃報に接し、救命処置に関してお話がありました。

「私たちは何のために仕事をしているか、それは利用者さんの安全と安心を守るために仕事をしています。安全に安心して生活していただくために、救命処置に関する技術を身に付けることも必要です。ホットビズで配信しているマニュアルや、事故防止委員会などで行う実技研修などを通じ、ぜひ身に付けていただきたい。本年度も、どうか宜しくお願い致します。」

さぁ、新年度の幕が開きました。MiRAiブログも、さらに気持ちを引き締めて様々な情報をお伝えしていきますので、引き続きどうか宜しくお願いいたします。

 

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さて次回からは、法人事業計画やベトナム人技能実習生の紹介、採用職員紹介、資格取得職員紹介などを紹介してまいります。お楽しみに。

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〈New〉みはた虹の丘こども園HPプチリニューアルのご案内です。

こんにちは。つい先日まで肌寒い日もありましたが、日ごと暖かくなってきましたね!さて、長く地域で支えられてきたみはた虹の丘保育園は、この春より「幼保連携型こども園」に移行し、「みはた虹の丘こども園」として再出発しました。間もなく、広報紙MiRAi5月号でもご紹介しますが、今回は先行してHPプチリニューアルのご案内です。

まず、この文字をクリックください!

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その①:ブログの更新情報など、「新着情報」を掲載しました。

またトップページの写真、今は変わっていないのですが、園庭が緑豊かになってくる春~夏にかけて撮影し、楽しそうに彩した写真に差し替えする予定です。お楽しみに!

 

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その②:従来の理念を、こども園として発展させた教育・保育理念『生き抜くために~気づく・考える・やってみる~』。その理念を表すキャラクターを紹介しています。このキャラクターたちは、園の生活のあらゆる場面で活躍するのだそうです。その活動の様子も気になりますね!

 

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その③:「園の特徴」を紹介している写真が、すべて新しくなりました。子ども達の気持ちをカラフルに彩っていますよ。

引き続き、ご利用の流れ、第三者評価受審結果など、保護者始め地域の方に安心いただけるための情報を公開してまいります。そんなプチリニューアルをしたHPやブログをぜひご覧くださいね!

  みはた虹の丘こども園HP みはた虹の丘こども園ブログ

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〈New〉新入職員研修を行いました。

前回ご紹介した辞令交付式のあと、新入職員は3日間にわたる研修を行いました。

社会人として第一歩を踏み出す、また決意新たに第二の人生を歩み出す名張育成会の仲間として、社会や法人の基本的な事柄を学びました。今回は、その初日の様子を、ほんの少しですがお伝えします。

 

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難しい話はやめて、気軽に話しましょうよ!という理事長のかけ声でみんなが円になり、向き合いながら研修の第一歩が始まりました。

 

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「私は、中途採用名張育成園に入職したのですが、この施設へきた時に、自分の人生が変わる!と思ったのね。障害は重いのに、子どもの目がとってもキラキラしていたの!」と、理事長自身が入職した当時の話をされると、それまでの緊張の糸がすっと解けたように場が和らぎました。

 

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「福祉で大切なものって、相手への思いやり、気持ちに寄り添うことだと思います。」

「それってすごく大切なこと!思いやる、素朴な人の感情を汲み取る。また相手の気持ちを知る、これは発せられる言葉じゃなく、その時の表情やしぐさ、言葉のトーンで推し量ることが大切。言葉は、決して本音を表しているのではないということを覚えておいてね!」

 

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新入職員といえども、ここにいる誰よりも人生経験は豊か。福祉の世界に飛び込んだ思いを語ってくれました。

 

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さて、小休憩を挟んで机を準備し、順序良く座りました。ここで記念撮影!

 

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次に宮田常務理事より、再編され新しくなった法人の組織や基本的なルール、福利厚生や安全衛生などの説明がありました。

 

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「比較するのは相手ではなく、昨日の自分と今日の自分。それを、ほんの少し意識するだけでも、1年先には成長した自分がいるのだと思います。焦らず、頑張ってください!」と励ましの言葉がありました。

このあと理念研修、マナー研修、事故防止研修、権利擁護研修などなど、内容の濃い3日間を過ごし各職場に赴きました。広報も応援します。ガンバレ、フレッシュさん!!

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〈New〉令和に引き継がれる新年度の辞令交付式を行いました。

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平成から令和へと引き継がれる、新年度の門出にふさわしいうららかな日に、辞令交付式が執り行われました。 

 

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役職任命、異動、正職員登用者など105名の辞令が交付され、市川理事長より一人ひとりに辞令証が手渡されました。

 

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辞令の持つ重みに、気も引き締まります。今年度は、居住部が「障害居住部」と「介護事業部」に分離し、法人全体で5部体制となる組織に改められ、それに伴う人事を中心に行われました。

 

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交付を終え市川理事長より、先日行われた危機管理委員会の席上、外部委員の方よりヒヤリハットの数が少ないのではないかという指摘を受けた。ほんの小さな異常も逃さない、ヒヤリハットの気付きを大切にする職場を築いてほしい。また、毎日小石を積み上げるように、利用者の方の人生に寄り添ってほしい。一日が終わる時に、今日どんな石を積み上げたか振り返ってほしいなど、訓話がありました。

 

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引き続き所長など各管理者が見守る中、4月に入職した職員の辞令交付を行いました。

 

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社会人として第一歩を踏み出した職員も、決意新たに第二の人生を歩み出した職員も、それぞれが同期として、名張育成会の仲間になりました。

 

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市川理事長より、新しい元号になる年に名張育成会の一員となった。法人理念を噛みしめ、高齢者、障害者、子どもなど利用者の方の人生とともに歩み、笑顔のために仕事をしてほしい。また、不調なときはなんでも相談し、悩みを抱えず長く勤めてください。とお話がありました。

 

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次に、各管理職から自己紹介がされ、皆さんの入職を心待ちにしていた。力を合わせて共に成長しましょう!など励ましの言葉がありました。

 

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新入職員の皆さん、これからもよろしくお願いいたします!

 

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〈Committee〉特別養護老人ホームグランツァで不在者投票を行いました。

4月7日は第19回統一地方選前半戦の投開票日でしたが、特別養護老人ホームグランツァでは、期日前に不在者投票を行ないました。

 

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名張市選挙管理委員会が指定した病院などの施設に入院・入所し、投票所に行くことが困難な方は、その施設の中で不在者投票が行えます。グランツァも指定施設として不在者投票会場が開かれ、期日前投票が行えました。

 

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地域交流室に設けられた臨時投票会場所で投票を行いました。選挙管理委員会の方から説明を受け、職員とともに投票記入台へと向かいます。

 

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そして投票立会人が見守る中、投票用紙の投函です!

 

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この日は、多くの方が期日前投票を行いました。

 

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大切な一票を投じる、このような支援もあるのですね。投票お疲れ様でした!

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〈MiRAi〉広報紙MiRAi4月号を発行しました。

広報紙MiRAi4月号を発行しました。最新号は、右のリンクボタンからもご覧いただけますよ。ぜひ、ご覧ください。

さて、今月の特集はベトナムからようこそ!この春より「外国人技能実習生」を招きます!』です。

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この春より外国人技能実習制度によるベトナム人実習生を2名招き、福祉の概念や技能を学んでもらうことになりました。

 

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早速ですが、「外国人技能実習生」ってご存じでしょうか。外国人技能実習生とは、労働力として即戦力となる特定技能者とは異なり、母国では学ぶことが困難な技能を日本で学び、実習終了後に帰国し母国に役立てることを目的とした実習生のことです。平成29年11月より、介護職種で同制度が活用できるようになり、現在ベトナムを始め15か国から受け入れを行っています。

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さて、ベトナムってどのような国かご存じですか?ベトナム日本から飛行機で4~7時間ほどの、東南アジアの国です。人口はおおよそ9200万人で、中国、ラオスカンボジアの山国と国境を接していて、面積は約33万平方kmと日本に近く、南北に細長いという国土の形状も日本に似ています

首都は北部にある「ハノイ(Hà Nội)」、経済の中心となっているのが南部にある「ホーチミン市(Thành phố Hồ Chí Minh)」、中央部に位置する「ダナン(Đà Nẵng)」は観光地としても有名です。

技能実習生はそれぞれ、ハノイと、その隣にあるタンホア市(Tỉnh Thanh Hóa)出身。北部にある街ですね。どこにあるのか、地図で確認しましょう!

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日本の平均年齢は46歳、それに対しベトナムの平均年齢はなんと28歳。平均年齢で実に約18歳日本より若い人が多いのです!街を歩いていても、学生や子どもたちなど、若い世代を見かけることが多く、その活気を感じさせてくれます。(出所:国立人口問題研究所)

 

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現在、日本とベトナムは「アジアにおける平和と繁栄のための広範な戦略的パートナーシップ」の下、政治はもちろん経済、文化交流など幅広い分野で緊密に連携しています。また技能実習生受け入れに関しては、現在15ある受け入れ国の内、ベトナムがいち早く二国間取り決めの政府間締結を行いました。年々日本語能力試験受験者が増えているなど、親日機運も高まっています。

Xin chào!(シンチャオ)、「こんにちは!」という意味です。彼女たちを見かけたら気軽に挨拶し、笑顔の交流を図りたいですね!

さて、広報紙MiRAiでは、折をみて掲載する新コーナー「Xin chào!」で、いろいろとベトナムのことを紹介してまいります。どうかお楽しみに!

 

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〈Project〉手作りブランコを作りました!③

この4月より認定こども園に移行したみはた虹の丘こども園、「環境プロジェクト」として手作りしたブランコ。いよいよ、大型ブランコ編です!

 

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大型ブランコの材木は、この丸太です。

 

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休憩時間に、いろいろIさんに質問しました。

保育士が手にしているのは、Iさんの著書『子どもが自ら育つ 園庭整備(共著、ひとなる書房』という本。「子どもを真ん中にすえた研修を軸に、保育者・保護者・地域が一緒に進める安心で楽しい園庭整備!」という内容で、とても素敵な笑顔で、元気よく遊ぶ園児の写真がいっぱい!こんな笑顔に触れることが出来ると思うと、ブランコ作りにも力が入ります!

 

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まず丸太を、大型ブランコが設置される築山近くに移動させます。

 

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そして加工し組み立てる前に、木材防護保持剤を塗布します。この保持剤、北欧からカナダに移住した一家族が調合・製造しています。カナダ国立公園にも採用されている、水質・土壌汚染がなく塗り直しメンテ不要の優れモノなのです。

 

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さぁて、築山のどこに設置しようか?

 

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場所を決めたところで、土に埋まっている石を取り除きます。

 

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こんなに大きな石が、いっぱい埋まっていました。

 

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それを園庭裏にある資材置き場にエイっ!

 

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丸太の組み合わせ部分にドリルで穴をあけ、太いボルトを通して固定します。丸太に穴をあけるって、ネジを打ち込む以上に力が要ります。

 

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このように、基本となるフレームができあがりました。

 

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大型ブランコも移動できるのですが、まずは築山へドッカリと腰を据えるように足元を固めます。

 

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つっかえ棒を基本のフレームに固定します。

 

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「何ができるのかな?楽しみ~♪」

 

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そして左右のフレームに、梁となる丸太を固定しロープをくくりつけます。なんともいえない高さ感ですね!

 

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また、飛び出た余分なボルトは、グラインダーで削り落とします。

 

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そして座面をくくりつければ完成!

 

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さっそく園長による試乗!もちろん、ビクともしません!それにしてもうれしそう♪

 

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築山の斜面を利用した、大きなブランコが出きました!この大きさ、そしてこの高さ、これを手作りしたなんて信じられないですね!指導いただいたIさんに、改めて感謝致します。

 

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で、さっそく園児たちがブランコで遊んでいます。ところで向かって右のブランコに注目すると、座面が園児の背丈より高い位置にあるのがわかります。これって登れるの?危なくないの??と、疑問に思いませんか。

 

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園児はまず、このように器用に足を引っかけて登ります。

 

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また飛び降りることなく、そのままお尻をすべらせて、両手でつかんだロープを頼りに、懸垂下降の要領でそ~っと降りるのです。

決して保育士が教えたわけではありません。園児が自分で考え、工夫して登り方や降り方を見つけるのです。

 

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ぶらさがって楽しそうに遊んでます!

 

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小さい園児も集まってきました!ブランコの影も大きいですね!

 

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座面に足が届かず座れない園児が、座面を抱え込むようにして揺られていました。

築山の斜面を利用しているので、これでもこぎだすと、普通のブランコでは絶対味わえない高度感が、目の前に広がります。何度も順番を待って、繰り返しブランコで遊んでいました。

小さいカラダで、どのようにすれば遊べるのか自分で考え、試してみた末に得たブランコの楽しさ。この園児なりの大きな気付きになりました!これも成長なのです。

 

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さて、認定こども園としてスタートしたみはた虹の丘こども園。今後自然と融合した木製遊具を増やしていき、遊びによっても「気付き、考え、試してみる」成長の場として、子どもの体幹や五感を育くんでまいります。

 

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