暑中お見舞い申し上げます。
毎日暑い日が続いていますが、いかがお過ごしでしょうか。熱中症にはくれぐれもお気をつけください。
広報紙MiRAI8月号では、そのような中「いつまでも健康で働いてほしい」そう願ってこの夏より取り組む、名張育成会の「健康経営」を紹介しています。
裏面の「季節の健康情報」は、「夏バテに負けない体を作る!」キャラクターのロッコちゃんがナビゲートしていますよ!お楽しみに!
さて、広報紙MiRAi最新号は、右のリンクボタンからも閲覧できます。どうかご覧ください!
先日、居住部(※)やグループホームの生活支援員、看護課の職員を中心とした看取り研修を行いました。(※ 障害者居住支援施設成美、〃成峯、高齢者グループホームひかり、特別養護老人ホームグランツア)
講師は、ユマニテク医療福祉大学校(四日市市)介護福祉学科長の伊藤幾代先生。今までに、介護力の向上を目指した、介護研修などでもお世話になっています。
名張育成会の利用者さんも高齢化が進み、看取りは避けられない問題となっています。そうした場合に備え、職員としてどうあるべきかを学び、方針やガイドライン策定に向けた議論の礎にしていくのが目的です。
さて、「あなたの人生はあと1か月です」と言われたら?まず、看取りを考える前に、自身の終末期について考えます。
私ならまず仕事を辞めて・・・所長や人事課が見ればショックを受けるでしょうが、実は7割以上の方誰もが、まず退職することを考えるそうです。
普段あまり考えない課題に直面し、想像が広がった人、悩んでいる人など様々でしたが、テーブルディスカッションでそれぞれの意見を披露しました。
伊藤先生によると、人生があと一か月と言われたら、大半の方が、まず仕事を辞めて「自分のため・・・」「家族のため・・・」の終活を果たそうと思うそうです。
しかし、責任を持って社会での役割を担っている以上、人生の締めくくりとして「仕事の終活」も重要なのではないですか?と、職員たちに投げかけます。
日々利用者さんから頼りにされている職員にとっては、非常に奥深いですね。
また9割ほどの方が自宅で最期を迎えたいと願っていますが、今では願い通りになる方が1割強で、病院で最期を迎える方は8割弱にも上っています。ただ最近では、設置数の上昇などによって、施設などで最期を迎える方が増えてきており、ここに看取りに重要なキーワードが潜んでいると言います。
施設で暮らす方は、「家族に迷惑をかけたくない」という思いを持たれています。そのような方にとって、施設は「家」であり、職員は「頼れる人」なのです。
最期まで自己実現を目指す、その人らしく最期まで暮らし尊厳のある生活が送れる、ご家族が悔いのない看取り介護ができる、それらを保障してこそ、安心して最期まで暮らせることができる。それが看取りケアの目的なのです。
人は誰でも最期を迎えます。また人の死に出合うことは避けられません。その人らしい人生の大切な締めくくりを看取る。非常に大きな課題ですが、これからも真摯に取り組んでまいります。
名張育成会ワークプレイス栞の文芸活動拠点「アトリエ彩」で創作活動に取り組んでいる山﨑智明さん、浅井幸男さんの二人が、三重県津市にあるギャラリー「VOLVOX」で「ふたり展」を開催しました。
その様子などを、ほんの少しですがお伝えします。
県庁舎おとなりの四天王会館敷地内に「VOLVOX」があります。
真っ白でスクエアに伸びるエントランス。扉の向こうに、ほのぼのとした感動の世界が・・・ ♪
自然光を活かした躍動感あるロフトと、落ち着きあるフロア2面に、二人の感性が広がっていました。
細かい柄をていねいに描き綴る山﨑さんの作品。年々入選作も増え、本年はドイツでも展示され話題になりました。
モチーフであるウルトラマンを思い描き続けている浅井さんの作品。優しい個性がそのまま表れている作品は、子どもたちにとても人気があるのです。
作品に関するお問い合わせは、ワークプレイス栞「アトリエ彩」まで。
フェイスブック https://www.facebook.com/workplaceateliersai/
メールアドレス shiori@n-ikuseien.jp
この度の、西日本各域における豪雨災害にて、犠牲になられました方々のご冥福をお祈り申し上げますとともに、被災されました方々につき心よりお見舞い申し上げます。また、一日も早い復旧を願っております。
さて名張育成会では、7月初旬に職員の辞令交付式を行いました。昇格者15名、準職員から正職員に登用された職員2名の合計17名が、役員、上司の見守る中、式に臨みました。
理事長より、お一人おひとりに辞令が読み上げられ、証書が手渡されました。
名張育成会では、「やりがいサポートプログラム」という制度があります。これは、法人の理念やキャリアプランに沿って職員個々の目標を明確にし、業務にやりがいが持てるよう工夫した独自の人事評価制度です。今回は、この制度に基づいた評価で、上位等級が相応しいと認められた方たちが昇格を果たしました。
また、正職員になられた2名は、より大きな責任と業務への貢献を果たしたいと、勤務スタイル転換制度に基づいて登用されました。
「すべての職員ひとり一人の成長とやりがいを支える、やりがいサポートプログラム。人を評価するというのは非常に難しいと毎年痛感していますが、上司と一体になって目標を掲げ、達成されたことは、皆さんのみならず利用者さんへのサービス向上という点で非常に喜ばしいことです。このように多くの方に証書を手渡すことができ、大変うれしく思います。」と理事長よりお祝いの言葉がありました。
新しい等級で、また正職員として、それぞれの職務に励んでください。17名の皆さん、おめでとうございました。
名張育成会には、職員の親睦を図る会「名張育成会親睦会」があり、先日「平成30年度総会」を開催致しました。
正規職員、非正規職員などの雇用形態や、管理職であるないなどの職責に関わらず、本人の希望により入退会できるのが特徴で、現在職員の半数以上に当たる約270名の方が会員になっています。
開会に先立ち、親睦会顧問の宮田常務理事より、「親睦会は昭和56年1月に創設され、今年で37年目という長い歴史を持ちます。法人からは今年度より新しい支援も行います。職員皆さんの親睦が深まることは、皆さん自身のみならず利用者さんにとっても素晴らしいことだと思います。より活動が活発になるようお役立てください。」と挨拶されました。
その法人からの支援により計画した「サークル活動助成金支給規則」が全会一致で可決され、今年度から新たに実施されます。これは、職員の趣味や特技を活かした自主的なサークル活動に助成を行うもので、現在ボルダリングサークルなどが設立準備を進めています。
親睦会の推進役にあたる15名の幹事は、毎年半数ずつ改選され、本年度も7名の新幹事が誕生しました。どうか宜しくお願い致します!
また幹事長も、5年に渡って任期を務めたY氏(左)から、入職3年目という若いM氏(右)にバトンタッチ。Y氏は今後書記としてM氏をバックアップしていくとのこと。お互い、これからの活躍が期待されます。
「Yさんの力強く頼もしいリーダーシップにはほど遠いですが、精いっぱい頑張ります。」「M君は正義感の強い人。チームワークで会をまとめていってほしい。」と新旧幹事長がエールを交換しました。さらに職員の親睦が深まるよう、頑張ってくださいね!!
大学、短大、専門学校などのすべての学生に向けたサマーキャンプを、この夏休みに開催致します。名張育成会を利用する方たちや職員とともに、有意義で楽しい2泊3日を過ごしませんか!もちろん全日程食事付き、参加費は無料です!
~肌で感じ、共に楽しむ~SUMMERキャンプin名張育成会
・日時:8月24日(金)午後~26日(日)午前(2泊3日)
・場所:名張育成会各事業所、宿泊:青蓮寺湖レークホテル(予定)
・選べる体験フィールドワーク
(4つからひとつ、興味のある分野を選べます)
①こどもたちと共に楽しむ(みはた虹の丘保育園)
② 障がい者の方々のアートに触れる(ワークプレイス栞)
③ 障がい者の方々とカレー作り(レインボークラブ)
④高齢者の方々と創作活動(グランツァ)
・定員:20名
・参加費:無料(全日程食事付き、交通費支給〈最高額5,000円〉)
・締切:8月3日(金)
・お問合せ、お申込はホームページをご覧ください。
http://www.n-ikuseien.jp/summer_camp/?q=b
(写真は活動のイメージです)デジタルブックも併せてご覧ください。