お盆前に、この春「パートナーシップに関する協定書」を締結した学校法人セムイ学園の生徒さんが来園され、各施設を視察されました。その様子を今回と次回、2回に分けてご紹介します。
今回の生徒さんは、福祉分野の社会人経験者や、この春に大学で別の分野を卒業され改めて福祉を目指す方、大学で学んだことの専門性を活かし領域を広げようとしている方の3名。それぞれ、学び直しに強い意欲をお持ちです。
本日は、10時30分から17時までの間に、5つの施設を視察しました。密度の濃い視察スケジュールで、メモを取る手も休まる時がありません。
まず知的障害者の居住支援施設「成美」で、副所長より概要の説明を受けます。
身体への負担を軽減し、ゆとりを持って支援できるように備えている床走行介護リフトでは、ご利用者への安心、安全への配慮、また運用のための研修などを質問されていました。学校体験だけでなく、視察では現場での実態や本音が直接学べるので、とても重要ですね。
浴室では、間もなく寝たまま入浴できる介護浴槽(特浴)が設置予定であることの説明を受けました。入居者も高齢化が進んでおり、実態に合わせて施設環境を整えていくことは、入居者の皆さんはもちろん、職員にとっても重要なことです。なぜ必要なのか、何が必要なのか、現場でどのように判断しているかが伺えたのではないでしょうか。
生活介護事業所(通所施設)「ういず」で昼食支援の様子を視察した後、同事業所が運営する「パン工房ういず」へと移動する道中、心なしか顔がほころんでいるのは、おいしいパンへの期待から・・・?
店長から説明を受けた後は、お約束通りパンのお買い物。帰路車中で、美味しく召し上がっていただけたでしょうか。
食パンの1本(3斤)買いをしている方も・・・(笑)皆さん、お買い上げありがとうございました!
さて、今回はここまで。次回は、生徒さんたちの感想などもご紹介します。どうぞお楽しみに!