〈Art〉地域活動支援センターひびきに通う二人の「2人展」開催しています

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精神障害に悩む人たちの憩いの場所、「地域活動支援センターひびき」に通う二人の「2人展」を、ワークプレイス栞ギャラリー名張市立百合が丘小学校となり)で、31日(水)まで開催しています。

 

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百合が丘小学校となりにある名張育成会の多機能事業所「ワークプレイス栞」。ギャラリーはその中にあり、ランチが有名なカフェ輪とは棟続きです。

 

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「二人」とは、中村衣里さんと山本渉さん。互いに地域活動支援センターひびきに通い、そこで知りあいました。2人の作風やモチーフなどまったく異なるのですが、それぞれの持つ個性と神秘性は、見る者の心に響くものがあります。

 

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中村さんは大芸大美術科を卒業し、以前に銀座で個展やグループ展を開くなど幅広い活動をしてきました。青雲をイメージしたというこの作品を始め、どれも明るい彩色で描かれている抽象画は、私たちを優しく包んでくれそうです。

 

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今でも、“Eri Nakamura”という名で活動を続けている中村さん、人の個性、生き方、その時々の気持ちがなど、この作品に表れているようですね。

 

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山本さんは、美術教師である両親の影響を受け、小さいころから絵に馴染んできました。ボールペンを用い、その時の気持ちを絵に描写するのですが、その精緻さと構図の素晴らしさに見入ってしまいます。

 

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不安な気持ち、誰にも言えない思いを一心に描き表した作品には、独特なモノトーンの空間が広がり、人間の弱さ、正直さが詰まっているようです。

 

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パステルカラーとモノトーンの対象的な作品が、二人の個性としてギャラリーで発揮されています。秋のひと時、ぜひギャラリーでお過ごしください。

ワークプレイス栞ギャラリー名張市百合が丘東9番町290番地(百合が丘小学校となり)、開催10月31日(水)まで、10時~16時、入場無料

さて、しばらくブログをお休みしておりましたが、また本日より復活いたします。これからもご愛読、どうか宜しくお願いいたします。

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