〈Project〉三重県ワークライフバランス推進サポート事業最終報告会

こんにちは、MiRAiです。さて、障害者入所支援を行う〈成美〉が、昨年秋に「2017年度三重県ワーク・ライフ・バランス推進サポート事業所」に選ばれ、業務内容や職場環境などの見直しを続けていましたが、先日他に選ばれた4社との合同最終報告会が行われ、約半年間の成果を発表してきました。

(活動の様子はこちら→http://ikuseienmirai.hatenablog.com/entry/2018/02/07/000000

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今回は、プロジェクトの活動を振り返り、各社の取り組みを共有しあうことで、今後の取り組みに繋げることを目的として、三重県庁にほど近い三重県勤労福祉会館(津市)の講堂で開催されました。

開会前、すべての準備を整えてあとは本番を待つばかり!

 

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三重テレビニュースウィズ」の取材の中で市川理事長は、法人が気付きにくい細かいところを、職員目線で一つずつ進めていってくれたと思うので、今日の報告を本当に楽しみにしていますと述べていました。

 

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まず開会に当たり三重県庁より、「働き方改革が地域政策につながっていく、全国からも注目されている取り組みである。」とご挨拶がありました。「自分たちで働き方を変えていく、自分たちで良い職場環境を作る。」働き方改革は制度作りではなく、身近なところから変えていくことが大切なのですね。

 

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私たちの出番は最後です。他社さんの報告にうなずき、メモを取りながら出番を待ちます。

 

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4番目の発表時に登壇に備えて窓際で待機しますが、みんな緊張というより、自信に溢れている様子。この表情が、半年の成果を一番物語っているかもしれませんね!

 

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そして、全員登壇して発表です。一人ずつ、自ら発案し担当した改善内容を発表しました。

まずM君が取り組んだのは「ギリギリにせまる課題提出!」。課題提出が迫ると業務がうまく進行しない悩みに取り組みました。この課題を、PCのスケジュール設定を変え、個々にあった予定管理に繋げることができました。個人達成度は95%です!

 

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Fさんが取り組んだのは「次の人が働きやすいように準備する!」。パジャマの準備など間接業務をしておくことで、よりスムーズに支援が引き継げるようになりました。「進んで取り組むって気持ちがいいですネ!」という個人達成度は90%です!

 

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Sさんは「業務日誌の見直し!」に取り組みました。様式をちょっと見直すことで従来20分かかっていた記入時間が、なんとわずか5分に短縮され、しかもとても見やすくなりました。これからは他の様式も見直し、目標はメーパーレスと意気込む今回の個人達成度は、なんと100%!

 

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N君は「休憩室の検討!」に取り組みました。単座のイスをソファーに代え、不要なものは撤去してスペースを広げ、マットも敷いておしゃれ感もUP!おかげでリラックスできる過ごしやすい空間になりました。個人達成度は95%!

 

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H君が取り組んだのは「職場の皆で話したい!」。職員会議のあとに、「OLD・NEW・CAFÉ」とネーミングした気軽に参加できる茶話会形式のミーティング機会を作り、より良い職場づくりを目指して意見を交換しました。まず行ったのは「女子会」!お菓子を食べながらのホンネトークは大盛り上がり!来月は「男子会」を開催予定と「行きたくなる会議」を目指します。個人達成度は90%!

 

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最後にMさんが発案した「笑顔(あいさつ)コンテストの実施!」の報告です。職場を今よりもっと明るくなるようにしたいと考えて開催した「笑顔コンテスト」。ポイントは職場風土づくり!見られていることで意識もあがり、自然体の笑顔は何よりお互いが気持ち良くなります!「笑顔はお金で買えないプライスレス!!」という個人達成度は90%!

 

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そのコンテストの様子です。実は「笑う」ことはコミュニケーションに役立つだけでなく、自律神経や脳、また免疫細胞を活性化させる作用があるなど、心身にとっても良い効果があるのですよ。※詳しくは、広報紙MiRAi4月号(4月1日発行)でご案内します。お楽しみに!

 

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今回のリーダを務めたM所長もこの笑顔・・・というより、みんなの立派な報告に感極まった様子ですね!

 

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半年間、私たちを指導してくださった担当コンサルタントの方からは、「自分たちで考えて実行した、自分たちが主体となって改善できたというのが自信につながり、うまく着地したと思う。」また「リーダーM所長が笑顔で見守ってくれる姿勢は心理的安心感を生み、メンバーが気負うことなくのびのびと実践できたバックボーンは大きい。でもこれからがスタート。この調子で引き続き頑張ってほしい。」と講評いただきました。ありがとうございました。

 

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続いて理事長から、「女子会や男子会って私たちでは思いつかない。大きなことではなく、自分たち目線で細かいところを具体的に着手し、改善できた職員を誇りに思う!お疲れ様でした!」と励ましと労いの言葉がかけられました。

 

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何か、ひとまわり大きく成長したように思えるから不思議です!

 

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最後に、ご指導いただいたコンサルタントの方も交えて記念撮影。サインは、もちろん「W」です(笑)

さて、本当にお疲れ様でした。でも講評でいただいたように、これからがスタート!今回の自信を胸に、さらに飛躍されることを期待しています。もちろん広報委員会も、職員全員のWLBに全力で応援しますよ!!

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〈Thanks〉バザーのお礼

こんにちはMiRAiです。さて先日に催した名張育成会ふれあいバザー」に、大勢の方にお越しいただきありがとうございました。

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当日は、開場前に多数の方が並ばれるなど朝早くから大勢の方にお越しいただき、お陰さまで389,436円を売り上げることができました。また前日、当日と各地域の民生児童委員、ボランティア連絡協議会など多くの方々がご協力下さるなど、地域に根差す社会福祉法人としてこれ以上の喜びはございません。

尚、売り上げのすべては、ご利用者の、生活環境の改善に使用させていただきます。ご協力いただいたすべての方々の温かいご支援に心より感謝申し上げます。

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〈MiRAi〉広報紙MiRAi3月号を発行しました

こんにちは、MiRAiです。さて、名張育成会広報紙MiRAi3月号を発行しました。

今月号の特集は「10年先を見据えたお引越し!」

 

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「どんなに障がいが重くても地域で自分らしく暮らしたい」、「一人暮らしは不安だけど自立したい」などの願いに寄り添い、支援している〈くらしサポートゆっくる〉では、名張市内17カ所、伊賀市内1カ所でグループホームを運営していますが、この冬に大規模な住み替えを行いました。その背景や、地域の方からの温かいお言葉などを紹介します。

 

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さて〈くらしサポートゆっくる〉では、更に先を見据えて2019年~2024年の中長期経営計画に「重度対応型ホーム」の開設を盛り込むなど、街が支える高齢化社会に対して、より先駆的な取り組みを行おうと計画しています。

誰もが安心して暮らせる地域社会の実現を目指して、歩みを止めることはありません。

 

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裏面で隔月にお届けしている、名張育成会の管理栄養士による季節の健康レシピ。今回は、春のお彼岸に合わせて「ぼたもち」です。ところで、「ぼたもち」と「おはぎ」の違いってわかりますか?そんな小ネタも披露していますよ!

 

『MiRAi』はご希望先にお届けしていますが、下記からダウンロードして下さればすぐにご覧いただけます(約4MB)。

MiRAi3月号 http://www.n-ikuseien.jp/news/pdf/20180301_mirai_vol76.pdf 

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〈MiRAi〉福祉って働きやすいの?働きにくいの?

福祉の職場は、低賃金重労働厳しい職場とイメージされる方も多いと思います。本当なのかな?いいことはないのかな?というわけで、比較的入職歴の浅い職員に集まってもらい、職場について語ってもらいました。

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今回集まったのは、入職10年未満で色々な職種、雇用形態の方たち。事業所が多く職員も450人以上になるので、初めてお互い話をしたという人が大半です。最年長KKさんの進行で行った座談会、少しでも名張育成会に興味を持っていただければうれしいです。

<質問です>

(1)転職や入職の動機は?

(2)職場のどういうところに魅力を感じていますか?

(3)最初に悩んだのは何ですか?それは、どのようにして乗り越えましたか?

(4)今の働き方についてどう思いますか?今後、どうなればいいと思いますか?

 

KKさん>転職5年目、現在生活困窮者への就労訓練などを行っています。

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(1)1時間以上かけて通勤した前職では家族と食事をすることも稀でしたが、20年目の節目に家族会議を行い、子どもとの触れあう時間など家族との時間を優先しようと、自宅に近い名張育成会への転職を決意しました。

最初の配属では夜勤もありましたが、それでも家族と過ごせる時間が大幅に増えて、子どもがとても喜んでいます。

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(2) 人のためになっている、世の中のためになっていることが、とてもわかりやすい仕事だと思います。普段、感情を表さない利用者さんから「ありがとう」と言われた時など特に、うれしいですね。

また名張育成会の良いところは、色々な意見を上司や先輩が意見を受け入れてくれる場や雰囲気があります。新人の自分を一人前として見てくれる。それにすごくやりがいを感じます。

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(3)福祉の経験が全くないので、他の職員が10分ほどで解決するようなことに1時間も2時間もかかり、自分には向いていないのではと悩み、大きなストレスになりました。でも、知らないことを強みに、福祉では当たり前のことでも疑問に思ったことなど提案をしたところ、それを受け入れてくれ、それが利用者さんの笑顔につながりました。あきらめず、前向きに行動することが大切だと思います。

 

MSさん>新卒3年目、生活支援員として入居者の生活に寄り添っています。

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(1) もともと人前に出ることが苦手な性格でした。福祉の大学を卒業し、就活で他の法人も検討したのですが、ブログなどを見ているとすごく楽しそうで、施設でも利用者さんと職員がとても仲良くされているのを見て応募しました。

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(2)今まで人前では緊張して何も伝えられないほどでしたが、利用者さんが何事にも一生懸命に取り組んでいる姿を見てパワーをいただき、いつの間にか自然と笑顔で利用者さんと触れ合える自分に変わっていました。利用者さんと心が触れ合える瞬間や、日々新しい自分に出会えることにもやりがいを感じています。

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(4)〈成美〉が、三重県ワークライフバランス推進サポート事業に選ばれ、福祉事業所のモデルケースになればと「働き方改革プロジェクト」の一員として、少しでも業務のぜい肉をそぎ落とせないかとか、働き方を変えてゆとりが生まれ、それが仕事に活かされるといった好循環なワークライフバランスが生まれるよう願いながら話し合いを続けています。

 

MTさん>転職1年目、生活支援員として認知症高齢者の生活に寄り添っています。

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(1) 今まで8年間他の施設で働いました。お年寄りの方などを支援する仕事は好きなのですが、マニュアル的な働き方に戸惑いもありました。春に高齢グループホームひかりがオープンすることを知り、昔から知っていた名張育成会が運用されるということで、家からも近く、新事業で今まで溜めていた自分の想いを反映することができそうだという期待をもって応募しました。

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(2) 「我が家」というコンセプト通り、本当の家族のように暮らせていてとても幸せです。 また事あるごとに写真を撮り振り返ってもらうなど、日ごろから脳を刺激するよう小さな工夫でも実行することで利用者さんの笑顔が増え、とても有意義に暮らしています。

 

YUさん>新卒9年目、現在障害者の就労支援、企業の採用相談などを行っています。

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(1)大学で心理学を学びカウンセラーを目指していましたが、精神障害の方との出会いでそういった方に寄り添える福祉を目指そうと思いました。

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(2)利用者さんの感情がとても純粋で、生きることの大切さを学ぶことが多いです。また「力」をもらうことでそれが新しい目標となり、やりがいにも通じています。最近では、経験やふれあいを通じて引き出しも多くなり、懐も深くなったと思います。

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(3) 入職直後は余裕が無く、利用者さんのためになるというより、段取りをこなすのに精いっぱいで、役に立っていないのではとすごく悩みました。その際、根気強く見守ってくれたセンパイのおかげで経験とともに気付きも増え、今では失敗は成功に繋がるのだと実感しています。

 

UTさん>パート入職3年目、生活支援員として通所者の日常に寄り添っています。

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(1)主人の転勤で初めて名張に来て、何も知らない土地での暮らしで不安な中、子育てなど家庭の事情を考慮いただける職場を探していたところ、名張育成会の募集を知り応募しました。就業条件について色々と相談にのっていただき、見学した今の職場の雰囲気がとても良く、ぜひ働かせてくださいとお願いしました。

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(2) 子供の授業参観や様々な行事に合わせて働けていますし、勤務時間など配慮いただいて、とても良い職場だと思います。

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(3) 利用者さんの、それぞれの個性や特徴を覚えるのにとても時間がかかり、支援に手間取ったりしまして悩んでいました。しかし、職場の先輩や上司が絶えず声をかけてくれ、気にかけてくれているという安心感が仕事を後押ししてくれました。職員は、みなさんとても優しいと思います。

 

MJさん>新卒3年目、児童支援員として発達障害児の療育を行っています。

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(1)福祉の大学を卒業しました。4回生になるまで子供の支援は考えていなかったのですが、〈ゆうら〉で行った10日間の実習で、子どもと接していることがとても楽しく、また職員の方や子ども達を通じて色々な学びがあり、この子どもたちをもっと知りたい、このような子ども達の支援を通じて、社会の役に立ちたいと思い応募しました。

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(2) 職員みんなで考えた活動で発達を促しながら子どもの成長に向き合ことが、この子の将来のためになるのだと思うと、とてもやりがいを感じます。また、研修でデンマークに行かせていただき、今までにできなかった体験ができたことは本当に勉強になりました。このような研修が整っていることも、魅力だと思います。職場はアットホームな環境なので、どんなことでも相談でき、また同期との繋がりも互いに切磋琢磨しつつ頼れる存在としての良さがあります。

  

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<お仕事体験してみませんか>

名張育成会で働いてみたいけど、「支援や介護って何をするの?」「名張育成会ってどんな雰囲気?」「自分にできるのかな?」など不安に思っている方、『福祉のお仕事体験』はいかがでしょう。経験や資格は要りません。もちろん、体験中の賃金(時給)をお支払いします!どうぞお気軽にお問い合わせ下さい。📞0595-65-0271

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〈New〉ガンバレっ、フレッシュさん!

こんにちは、MiRAiです。先日、この春から育成会に入職する新人の方たちを迎え、新人フォロー研修を行いました。

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この研修は、入職時までの間に不安に思うことをできるだけ解決し、職場に慣れるようにと採用者同士、また諸先輩との交流を図るというのが主な目的です。今回は、試験などで学校を休めない学生を除く8名が参加されました。

 

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「遠慮なく何でも聞いてくださいね!お昼は一緒に食事をしながら親睦を深めましょうね!好き嫌いはありませんか?」などと緊張をほぐすように、研修の目的や一日の流れを説明したあと自己紹介から始めます。

 

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研修を担当している人事課3名と、希望されている職種のセンパイ4名です。

 

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こちらは、次年度のフレッシュさん。希望職種は、生活支援員、児童指導員、保育士、管理栄養士とバラエティです。

 

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続いて、各センパイ職員より、仕事について説明します。職場の特徴や様子はもちろん、職場の魅力、入職時の失敗談や不安に思ったこと。そして、どのようにしてそれを乗り越えたかなどなど。

 

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フレッシュさんからの質問も、希望職種のセンパイに直接聞くことができるので具体的です。『Q:管理栄養士として調理を手伝うことはありますか?』「A:調理はしませんが、利用者さんに寄り添ってお食事の様子を伺い、次のメニューに活かしたりしますよ!」

 

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『Q:保育園は異才児保育ということですが、新人でも大丈夫ですか?』「A:異才児保育といっても、各学齢担当の保育士と連携しながら保育するので大丈夫ですよ!」

 

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『Q:初めての一人暮らしで不安なのですが、どのような様子ですか?』「A:最初は仕事に加えて家事など覚えることがいっぱいあって大変なのですが、徐々に慣れてくるかな…?」

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「同期職員はだいたい同じ時期に似たような悩みを持つので、お互い情報交換するのもいいと思います。そういう意味で、同期は大切ですよ!」と人事課長からもアドバイスがあり、フォローにちょっと安心したセンパイ君!

 

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センパイ職員も最初は緊張気味でしたが、大先輩職員に突っ込まれたりするうちに緊張もほぐれ、気負うことなく素直にアドバイスをしていました。そう、センパイ職員も何年か前は、みんなフレッシュさんだったんですものね!

 

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そして和やかな雰囲気になったところで、本日の研修が無事終了。センパイ職員もフレッシュさんも、みんなホッとした様子ですね!でも、皆さんの笑顔がステキです。

春の到来が待ち遠しいですね!ガンバレっ、フレッシュさん!!

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〈Project〉三重県ワークライフバランス推進サポート事業プロジェクト

こんにちは、MiRAiです。さて、障害者入所支援を行う〈成美〉が、三重県で働き方改革を推進する「2017年度三重県ワーク・ライフ・バランス推進サポート事業所」に選ばれ、6人によるプロジェクトチームを発足。昨年秋より業務や環境などを見直す話し合いを続けています。約半年間の成果を県に発表する「報告会」を2月末に控え、プロジェクトメンバーは最後の確認に余念がありません。

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三重県が行うこの事業の、「専門家サポート企業(5社)」のひとつに選ばれたのが昨年秋。毎回専門家の指導を受けて、アドバイスをいただきながらも試行錯誤が続きました。さて、成果はあったのでしょうか…

 

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プロジェクトを陰ながらも力強く推進してくださるファシリテーターさん。月に一度来社され、みんなの意見を素早く整理していきます。

また、netを介して打ち合わせの様子がモニターリングされ、専門家によるアドバイスも広範にわたって的確に行われます。

 

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「まず最初に今日のリーダーを決めましょう。誰に務めてほしいか指してください!」というわけで、今日のリーダーはN君に決定!

今までに進めてきた課題は「スケジュール管理」「次の人が働きやすいよう(利用者さんの)パジャマを整理する」「業務日誌の見直し」「休憩室の改善」「職場の皆で話したい」「笑顔コンテスト」の6つです。

 

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課題を一つずつ確認します。何ができて、何ができていないのか。また、更に改善の余地はないのかなど・・・まずは、1分間でフセン出し。ファシリテーターさんがタイムキーパーになって時間を測ります。

 

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まず、情報整理の一環としてホワイトボードの再活用がテーマに上げられました。それぞれが自分の意見を述べあい議事は進みます。

 

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意見を述べた後、ファシリテーターさんをチラリ…

 

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それはどうでしょうか!と一斉に異論が…(笑)。予定の時間がきて、最後はリーダーN君によって課題がまとめられました。

 

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次は「笑顔コンテスト」の進捗について議論します。この課題を担当しているMさんによって進捗の報告と、担当としての意見が上げられました。

 

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・・・と、ここで「笑顔コンテスト」について簡単にご説明します。これは、『笑顔あふれる、素敵な明るい職場にしよう。』などを目的として、笑顔や挨拶がステキだと思った職員をみんなで選ぼうというコンテスト。利用者さんはもちろん、来場者の方や他事業所職員などが、「ステキ!」と感じた職員のパネルにシールを貼って投票するものです。その結果はいかに・・・それは、追ってご報告しますね!!

 

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そのコンテストですが、「自分から率先して笑顔で挨拶することを意識した」という意識改革につながった意見もあれば、「コンテストだけで終わらせず、今後どのように維持していくかが課題」という問題も提起され、議論は深まっていきます。

 

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「新たな課題も出ましたが、これからの成果が楽しみですネ♪」とファシリテーターさん。

 

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最後に、この半年で自分の何が変わったか。また、メンバーで誰のどこが一番変わったかを、それぞれ聞かせてください!というわけで、テーブルにフセンを貼っていくと・・・

 

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自分の変化では「挨拶を意識するようになった」「間接業務で次の人の思いに立って引き継ぐよう心掛けた」などそれぞれ自己改革がみられたようです!

また他メンバーの変化では、大半の人がMさんについて「積極的に意見を述べるようになった」「いろいろ声をかけ励ましてくれる」などと一致して好評価!みんなから拍手で称えられ、ご本人は顔を赤らめてホロリ(涙)。実は、後方で見守っていた所長も思わずホロリ…

 

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そのようにして、議論と実践を積みながら進めたプロジェクト。

 

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最後にnetを通じて見守ってくれた専門家の方も「この半年で皆さんの成長に寄り添えたことが何よりうれしい!」と感想をいただきました。その言葉にメンバーはもとより、後方にいる所長も何か込み上げたものをこらえているような(?)優しい笑みで、みんなを称えていました!

 

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ファシリテーターさんを迎えた最後のミーティングを終え、みんなで集合写真。「ピースはやめとこ!どないして撮んねん!」とどなたかが急かす中・・・

 

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後列はワーク・ライフ・バランスの頭文字「W」を、前列二人は「ハート」となにやら勘違いされそうな指文字ですが、これまでご指導いただいた方々に感謝の意を込めて記念撮影です。

 

さて、今回は「働き方改革」という大きなテーマに臨みましたが、まず身の回りからでも、少しずつでも働きやすい職場にできるという自信と、何より解決しようとする姿勢が職場と職員の成長にもつながる、良い連鎖を生んでいくように感じました!2月末の報告会、楽しみです!!

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MiRAi〉広報紙MiRAi2月号を発行しました

こんにちは、MiRAiです。さて、名張育成会広報紙MiRAi2月号を発行しました。

今月号の特集は「福祉って働きやすいの? 働きにくいの?」

 

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新卒、転職、パートなど、職域や職種を越えた、入職9年から9カ月までの職員による座談会から、福祉業界に飛び込んだ今の思いを語ってもらいました。

また、2月中にこのブログで、座談会の様子をお届けしますね!

 

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裏面で各月にお届けしている、名張育成会の専門職による季節情報。今月は看護師による「季節の健康情報」で「花粉」に関する情報をお届けしています。

『MiRAi』はご希望先にお届けしていますが、下記からダウンロードして下さればすぐにご覧いただけます(約4MB)。また、バックナンバーがご覧いただけるよう公開方法を検討中ですので暫くお待ちください。

MiRAi2月号 http://www.n-ikuseien.jp/news/pdf/20180201_mirai_vol75.pdf

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