〈MiRAi〉広報紙MiRAi7月号を発行しました。

本格的な梅雨を迎え、台風情報も気になる季節となりました。今一度、災害に備えて避難場所の確認や、非常食の準備など災害に備えておきましょう。

さて、広報紙MiRAi7月号は、地下水を利用した生活用水用の備蓄についてご紹介しています。この春より備蓄を始め、非常時には、もちろん地域の方々にも提供します。

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災害発生時に福祉避難所と併せて、地域生活拠点としての重要な役割を担うために計画された生活用水の備蓄」。2020年の法人事業計画で、地下水を引く井戸の掘削作業が始まりました。

夏から秋にかけて、本格的なやぐらを組み掘り進みました。

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当初は50mの掘削を予定していましたが、地下40m付近で強固な岩盤にはばまれて掘り進めなくなったので、地下約37m付近の地下水を汲み上げることにしました。

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昨年秋頃にひとまず水源は確保したものの、湧き出し水量が当初計画より少なくなったため、諸水槽を設置して地下水を備蓄し緊急時に備えることにしました。

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これは地下にある井戸に水を送り、井戸内の清掃を行っているところです。

そして今年春、常時5000リットルが備蓄できる貯水槽も完備し、一日一度に1600人以上の生活用水が確保できました。

非常時には、もちろん地域の方々へも提供します。

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これからも、地域の生活拠点としても役に立つ、災害に強い法人を目指し歩んでまいります。

www.n-ikuseien.jp