みなさん、こんにちは!コロナ禍での暮らしもいくぶん和らいできたでしょうか。2020年の緊急事態宣言から3回目を迎える今年のGWは、そのような皆さんの期待を反映してか、お天気も回復基調。新緑がまぶしい、気持ちの良い日が続きそうですね。
さて、広報紙MiRAi5月号は、2019年6月に外国人技能実習生としてベトナムから来られた二人の女性を、桜も見ごろの4月中旬に取材しました。イキイキとした姿をお届けします。
名張育成会に赴任後、知的障害者の暮らす〈成美〉で日本語を学ぶ傍ら利用者さんに寄り添い、様々な技能を身につけてきました。(成美は新型コロナ感染対策として支援者以外部屋に入れませんので、下の写真は2019年10月の様子です。)
利用者さんとも、すっかり打ち解けている様子。
二人に聞くと、日本での風習や、童謡、童話といったことを話してくれるのだとか。身振り手振りを交えた会話でも、気持ちは通じ合っているよう。お互いの表情を見ればわかりますね!
日本語は本当に難しいといいます。
でも、猛勉強の甲斐があって今では日本語能力試験(N3)も無事に合格し、介護技能実習評価試験の合格と併せて、在留資格も最長5年に延びました。
下の写真は、インタビューの合間に、事業所内の広報紙に見入る二人。もちろんベトナム語で書いてあるのではありませんよ!
さて、取材日は絶好のお花見日和。
室内でのインタビューを終え、満開の桜を愛でに表に出ました。
「桜はとっても好きです。」なぜ?「色がかわいい!心が落ち着きます。」「とってもやさしいイメージがあります!」
「成美で頑張っている姿をみると、大事なものを預かっているような気がしています・・・。チャーミングで優しい二人、できるだけのことをしてあげたいし学んでほしいと思います。」と広報紙のゲラを確認された際にいただいた理事長からのメッセージ。
辛いことなど何もないような、屈託のない笑顔がとても印象的な二人。
でも、本当は寂しかったり辛かったりしているのだろうと思うと、彼女たちの持つ芯の強さ、使命に対する思いの強さが伝わってきます。
二人が学ぶだけでなく、二人から得る気付きもたくさんある。そのような印象を持ったインタビューでした。