〈広報紙MiRAi〉2月号は「手作り紙芝居の巡回」です!

日脚伸び、春も近しと喜ぶどころか時候の挨拶も年中コロナ禍ですから、四季の移ろいなど語る間もありませんね。

そのような中、広報紙MiRAiでは、「誰かの役に立ちたい」との思いで手作り紙芝居の巡回を行う、名張市地域活動支援センターひびきメンバーの取り組みを特集しました。

最新号はこちらをクリックすればごらんいただけますよ。

f:id:ikuseienmirai:20220131003854j:plain

紙芝居は、図書館で選んだ絵本から、『おばあちゃんのおせち』(野村たかあき著)と『おかげ犬タロのお伊勢まいり西村訓弘・磯部由香監修、かわいまさる作画)の2作品を演じることにしました。

f:id:ikuseienmirai:20220131003933j:plain

成峯では『おかげ犬タロのお伊勢まいり』を演じました。

紙芝居の作品は、プリントした原画をなぞって色鉛筆やパステルで着色します。

1カ月半の制作期間中に何人ものメンバーが協力してくれたので、それぞれ塗り手の個性が溢れた、美しい絵に仕上がりました。

 

f:id:ikuseienmirai:20220131004136j:plain

f:id:ikuseienmirai:20220131004153j:plain

 

高齢者グループホームひかりでの巡回では、このお節料理の絵を見て、紙芝居後もみんなが一緒になって、家族でおせちを作った往時を懐かしんだそう。

自分たちで色を塗っている時に小さいころが思い出されたので、「ひかりの方から、おせちにまつわる昔話など懐かしいお話をいっぱい聞いて、すごく盛り上がりました!」

手作り紙芝居だからこその交流ですね!

 

f:id:ikuseienmirai:20220131004259j:plain

 

「色を塗っている時は、本当に楽しかった!」色々や人が、手伝おうか!といって寄ってきてくれた。

本当に仲間のありがたさを感じたといいます。

 

f:id:ikuseienmirai:20220131004334j:plain

 

また木枠も仲間の手作りなんですよ。

手前が今の木枠後ろにあるのは設計図もなく見よう見まねで作った初代の木枠で、裏から物語を読む「窓」がなかったり、紙芝居を差し込む「隙間」が狭かったりと実用には至りませんでしたが、舞台を支える裏方さんの思いがこもっています。

 

f:id:ikuseienmirai:20220131004509j:plain

「だんだんと良くなりますやろ。人生と同じですわ。」重みのある言葉です。

さて、今回はここまで。

次回は、巡回の様子をご案内します。お楽しみに!!

miraireport.hatenablog.com