〈MiRAi〉コロナ禍の暮らしにも温もりを提供してきたグループホーム

梅雨入りし、アジサイの瑞々しさが街に潤いを与えていますね。

2020年の緊急事態宣言から数えて3年目の春、様々な対策や制限を強いられていたグループホームでの暮らしにも、ようやく明るい兆しが見えてきました。

これまでの間、特に感染予防に気を付けながら利用者一人ひとりの暮らしに寄り添い、ワーカーやヘルパーがチームとなって繋いできたもの、それが「住まい」の温もりです。

「どんな時でも、気持ちが安らいでいてほしい。」広報紙MiRAi6月号では、そう願うワーカーたちの一コマを紹介しています。

 

「何でも打ち明けてもらえる存在になりたい。」ワーカーのKさんは、利用者にとって心の拠り所。

 

「お帰り!」帰宅時、おもわず明るくなるひと時。

 

朝の身だしなみをお手伝い。

 

ゆーゆのヘルパーとしてポピーホームを訪問しているTさん。個別支援で、着替えや食事などの介助をしています。「甘えてくれるのは信頼の証。とても嬉しいです。」

 

「入居者皆さんが外出先から帰ってきて、ほっとしてくれたら、それが一番うれしい。」帰宅後の会話を楽しみにしているワーカーのHさん。

 

「朝ごはん、あんまりお腹すいてない…」「じゃあ、おにぎりにするから、味噌汁といっしょに食べてみて!」

 

夕食前のひととき。今日のメニューを聞いて、苦手なメニューがある利用者さんには別のおかずを用意することにした。

 

利用者さんの着飾った写真を見て、「わーきれいね!」と盛り上がる!

 

今回取材したグループホームは2階建て。4人が過ごす我が家です。

 

グループホームとは、障害者や高齢者などが少人数ずつ地域で暮らす「家」のこと。それぞれワーカーが交代でお世話役となり、24時間寄り添っています。

名張市伊賀市グループホームを運営する「くらしサポートゆっくる」では現在、16のホームで88人の方が利用されており、この夏には伊賀市平田で新しい短期入所併設のグループホーム「オルハナ」が誕生します!

オルハナ パンフレット

いくつもの専門職が、切れ目なく寄り添うことで生まれる住まいの温もり。厳しい環境を乗り越えた新しい生活様式になっても、この思いは変わりません。