〈MiRAi〉一人ひとりの個性に、とことん向き合い「働きやすい環境」を提供する

GWを迎え、春が尽き田畑が潤う季節となりました。寒暖を繰り返しつつ、大地に元気が宿るようですね。

さて、広報紙MiRAi5月号を発行しました。今月は、昨年の事業再編で新しく開設した「とも2nd(セカンド)」を取り上げました。

個性のある自閉スペクトラム症の症状を持つ方に対し、できるだけ不安を排除し、一人ひとりに安心できる環境を提供する。そのようなことに「とことん向き合う」取り組みを紹介しています。

 

従来の「とも」の作業場に加え、事業再編で使用できることになったプレハブの作業小屋を「とも2nd(セカンド)」として有効活用。

ビビッドで明るく開放的な外装にして、内装もブルーとピンクのパステルカラーで特徴づけをしました。

また、その部屋の間に職員室を設け、2つの部屋を同時に確認できるようにしています。

気持ちが落ち着けるようにとブルーに彩った部屋では、できるだけお互いが干渉しあわないように余裕をもってテーブルを配置し、一人ひとりが「安心」を感じられるよう、お互いの相性や、窓や壁の位置などに配慮して座る場所を決めています。

また温かみを感じるようにピンクに彩った部屋では、できるだけ周りからの不要な刺激を避け、不安を感じることのなく仕事に専念できるような環境にしています。

どんなに障害が重くても、働くことで「やりがい」を覚え、生活に「楽しみ」を生み、「健康に暮らす」。その実現を目指し、一人ひとりのこだわりにとことん向き合ってまいります。