広報紙MiRAi通巻90号となる、6月号を発行しました。最新号は、右のリンクボタンからもご覧いただけますよ。ぜひ、ご覧ください。
さて、今月の特集は『啓発のシンボルとして全国に発信!2019年「世界ダウン症の日」日本版ポスターモデル・澤田仁美さん』です。
CAFE & GALLERYほっぷで働く澤田仁美さんが、国連が制定した「世界ダウン症の日」の2019年度日本版啓発ポスターモデルに起用され、啓発のシンボルとして日本全国に発信されています!その、仁美さんを取材しました。
全国から応募があった中で仁美さんが選ばれた理由は、20年間休まずお稽古を続けてきた、茶道の実績などが高く評価されたとのこと。コーヒーを飲む際にも、茶道の流れるような所作を感じます。
ポスターの撮影は師匠の茶室で行われました。撮影当日に東京からカメラマン、アートディレクター、ダウン症協会の理事などがお越しになり、茶室には師匠とご主人(仁美さんの向かって左にいる男性)、その娘さん(同、手前の女性)、そして呉服屋さん、美容師さん、ご親戚の方などの応援団が集まり、大勢の人で撮影を見守っていました。
撮影はかなり緊張しました、というポスターの姿に、「かわいいです!」と照れながら話してくれた仁美さん・・・
・・・様々な新聞社の取材も受け、名張市長からは「仁美さんは名張市の誇りです。」との賛辞もいただきました。また朝日新聞に、「つたなくて力がなくても、周りの助けを借りて輝けることがある。ダウン症の方もあきらめないで、それぞれの楽しみを見つけてほしい。」と語ったお母様の言葉が紹介されました。仁美さんご一家の生き方に勇気づけられる人の輪が、広がっていくといいですね。
また裏面には、「介護支援専門員のお役立ち情報」として「認知症」を取り上げました。10日(月)に、高齢者グループホームひかりで行っているカルタ遊びの様子などをご紹介する予定です。お楽しみに!