〈広報紙MiRAi〉四季を通じて子どもに寄り添う、「ゆぅら畑」の取り組みです。

こんにちは!6月下旬に梅雨が明け酷暑が続くと思ったら、7月はしばらく不安定な天候が続きそうです。潤いの雨となれば良いですが、集中豪雨など災害対策をしっかり行わなくてはなりませんね。

さて、広報紙MiRAi7月号は、「放課後等デイサービスゆぅら」が土曜開所日に取り組んでいる活動を取り上げました。今回は、ゆぅらで耕している小さな畑「ゆぅら畑」を活用した「みんなの時間」というプログラムです。

 

「ゆぅら畑」は、狭いスペースを有効に活かして、夏はキュウリ枝豆トマト。秋はサツマイモカボチャ、冬は大根ほうれん草。また翌春にはイチゴなど、季節の花々も加わって一年中大忙しです。

種まきから水やりなどの世話や観察を通じて野菜やお花に親しみを持ち、野菜は収穫の時期になると、旬の食材を活かした昼食メニューをみんなで考え、一緒に調理していただくのですよ。

 

この日は、その畑で採れた玉ねぎとじゃがいもを使って、カレーライスをみんなで調理していただきます!

 

まず、収穫した野菜以外に、どんな材料が必要かみんなで考えます。


収穫班とお買い物班に分かれて作業開始!収穫した野菜はすぐに水洗いします。


お買い物班は、お材料リストを確認しながらお買い物チェック!

 

お買い物班が戻ってきたら、エプロンと三角巾をつけて調理開始です!

 

採れたてのじゃがいもは、ゆでずにそのままでも、めくるように皮がむけます。

 

玉ねぎの皮もこんなにきれいにむけます。

 

ウェ~ン、玉ねぎが目に染みるよ~(涙)

 

材料を細かく刻むのは、お兄さん、お姉さんの役割です。

 

電気容量の関係で、炊飯ジャーは別棟になる講堂に持って行って炊きます。途中、成美の調理室で鎌にお水を入れてもらいます。「ありがとうございました!」

 

その間、ゆぅらではカレーをグツグツと煮込み開始!

 

「どんなカレーになるかな~?」

 

おいしそうな香りがする!!「楽しみ~~~」

 

「もっと多く入れてよ~!」

 

そして「いただきま~す!」

 

食べ終わったら後片付けと食器洗い。最年少の子どもは洗い物が大好き!キュキュッ、いい音!!

 

カレーの後にデザートも食べて、一休みした後にメニュー会議開催です。「さぁ、次のメニューはなにがいい?」大きいお姉さんの問いかけに、「おすし!」「オムライス!!」と、次々食べたいメニューが叫ばれます。

 

最後は多数決。次のメニューは、「玉ねぎ入りハンバーグ」「採れたてじゃがいもポテト」に決定しました。楽しみですね!

こうして、楽しい「ゆぅら畑」を活用した有意義な時間が過ぎました。

「野菜は全部キライ」という子も楽しんでいたのが印象的でした。ゆぅら畑での体験を通して得る小さな気付き。やりたいという気持ちが、子どもたちの成長を後押しするのですね。

〈放課後等デイサービスゆぅら〉